橋下徹「慰安婦放言で“軍隊と性”緊急激論」(3)デカいあれはダメなんです

橋下徹「慰安婦放言で“軍隊と性”緊急激論」(3)デカいあれはダメなんです

2013/05/30

橋下徹「慰安婦放言で“軍隊と性”緊急激論」(3)デカいあれはダメなんです

 「当事者」たる風俗産業に携わる女性たちの賛否も気になるところ。東京・池袋のホテヘル嬢(27)は言う。

「風俗が性犯罪抑止になってくれたらいいかもしれないけど、レイプはともかく、電車内の痴漢や更衣室のぞきといった欲望は(イメージプレイで)解消できてるみたい。でもその逆の効果というか、奥さんや恋人に同じプレイをさせようとしてモメた話はよく聞きます」

 彼女はさらに踏み込んで、橋下発言を論破した。

「役立っていると言われれば悪い気はしないけど、性犯罪の肩代わりをしてくれる存在のような扱いをされるのはちょっとね。外国人の性欲処理係と思われるのは、下々の人間として見られているようでムカッとくる。それこそ慰安婦と同じ認識なのでは‥‥。私たちは慰安婦じゃないですよ。それに『性欲は男の本能』だと言うけど、それって“挿入”のことでしょう。最終的には放出だけど、セックスと風俗は違うから。たぶん、性犯罪を起こす人は風俗の女性に興味がない。素人だったり幼かったり、嫌がる女性が好きなんだから。セックスができないから性犯罪に走るということではなく、そういう嗜好が犯罪に走らせているんですよ」

 昨年、風俗利用ではなく、不倫相手のクラブホステスにスッチーやOLのコスプレをさせて「性処理」していたことを暴露された橋下氏は、風俗産業の現場をまるで理解していない、というわけなのだ。

 米兵が闊歩する沖縄のデリヘル嬢(26)は、橋下氏の知らない内情を訴えた。

「沖縄にも合法なデリヘルはある。でもほとんどが外国人お断り。なぜなら体臭が違うし、ふるまいが粗暴で、必ず『挿れさせろ』と言い出してものすごく面倒くさいから。口と手だけで満足できるのは日本人の美徳で、欧米人にそれは通用しない。毎回トラブルになってスタッフが駆けつけると『日本語わからない』と言い逃れするのよ。だったらソープに行けと言うんですけど、沖縄には華奢な女の子が多いから、デカいアレはダメなんですよ。欧米人は風俗=セックスだから、橋下さんには安易に『風俗を活用してほしい』なんて言ってもらいたくない」

 その代わりにと、歓迎されざる客には、こんな妙案を提示する。

「TENGAでも差し入れたほうがずっと気が利いてるよ。TENGAのUSシリーズ(Lサイズ)ってアメリカ人に人気らしいから、より現実的でしょ。手榴弾と間違えないようにしないといけないけど(笑)」