新オヤジの「スケベ健康法」(3)妻や恋人以外の女性では… ツイート 2013/06/06 どうやら健康に欠かせない男性のスケベ心維持法について、前出・秋好教授が言う。「日頃から鍛えればいいのです。オナニーで定期的に精子を出しているだけで、特に前立腺肥大、前立腺ガン予防になるんです」 また、「40代からの心と体に効く『生涯SEX』のすすめ」(扶桑社新書)の著作もある前出の竹越院長は、「セックスを生涯続けること」が免疫力を上げ、前立腺ガンの他、心臓病のリスクも減らすと、こう話す。「スケベ心でドキドキすれば血管は広がり、血圧は下がる。満足度の高いセックスをすれば、快感が高まり、ベータエンドルフィン(脳内麻薬)が出て、免疫力が高まる。また定期的に射精することで前立腺を正常に維持できる。セックスはいいことずくめです」 これを裏付けるように、最近のアメリカのある医学雑誌の記事には、こんな研究結果も紹介されている。〈マサチューセッツ州にあるニューイングランド研究所が40~70歳の男性のセックスライフを追跡調査した結果では、1週間に2度以上セックスした男性の方が、月1回以下の男性より2倍以上も心疾患にかかりにくいことが判明した〉 過去には、イタリアのパビア大学研究者チームが、学会誌「精神神経内分泌学」で、セックスの回数が多いほど神経成長因子(NGF)の血中濃度が高くなり、より脳を活性化させていると結論づけた発表をしているし、今年5月にネット配信されたアメリカ・プリンストン大学でのラットの実験の研究結果では、セックスを毎日するグループはしないグループよりストレスホルモンが少なく、細胞が活性化されていたという。 前出・秋好教授もこう補足する。「イギリスで行われた45~59歳までの男性918人の性生活と健康を10年間追跡調査した研究結果によれば、セックス回数が多いグループほどグループ内での死亡率が少なかったそうです。さらにアメリカのニュージャージー州のラトガーズ大学のバリー教授によれば、MRIによってオーガズムの間に、脳のニューロン(神経細胞)が活発に活動し、多くの血流が酸素を運び、脳を活性化させることを突き止めたそうです」 頭がよくなり認知症、前立腺ガン、心疾患を防ぎ、長生きできる。いいことずくめのスケベ健康法だが、ひとつ疑問を呈すれば、胸を見たり、セックスをする相手は、彼女や妻に限るのか。例えば、風俗とか浮気相手だったらどうなのか。前出・竹越院長は、「そんなこと勧められませんよ。もし私がそんなことをして、妻にバレたらぶっ飛ばされますよ。それ(浮気)はストレスのもとですよ」 効果は男の性格によるところも大きいようだ。 最後に、スケベ心を失わないことに直結する〈40を過ぎても、セックスを衰えないようにする方法〉について触れておこう。「体温を1度上げるだけで約35%上がるという免疫力を高めるため、41~42度の風呂に入り、早朝の朝日を5分くらい特におでこに当て、笑う。食の面では、男性ホルモンを作るために、微量元素を含む食品、例えば大豆とか根菜類を食べること。食生活の改善でやる気が起きます」(秋好教授) 前出・竹越院長もこう続ける。「バイアグラも、用法を守れば、副作用なく血管の伸縮作用を促し、一酸化窒素を出し、活性酸素が出なくなり、老化を抑えられる。ただし、ニセモノも多いので要注意です」 健康で長生きしたけりゃスケベ心をたくましく。もちろんマナーを守って! タグ: 健康法,免疫力,生活習慣病,週刊アサヒ芸能 2013年 6/6号 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [香川県] [東京都] [茨城県] [北海道] [奈良県] [静岡県] [岐阜県] [北海道] [宮城県] [奈良県]
どうやら健康に欠かせない男性のスケベ心維持法について、前出・秋好教授が言う。
「日頃から鍛えればいいのです。オナニーで定期的に精子を出しているだけで、特に前立腺肥大、前立腺ガン予防になるんです」
また、「40代からの心と体に効く『生涯SEX』のすすめ」(扶桑社新書)の著作もある前出の竹越院長は、「セックスを生涯続けること」が免疫力を上げ、前立腺ガンの他、心臓病のリスクも減らすと、こう話す。
「スケベ心でドキドキすれば血管は広がり、血圧は下がる。満足度の高いセックスをすれば、快感が高まり、ベータエンドルフィン(脳内麻薬)が出て、免疫力が高まる。また定期的に射精することで前立腺を正常に維持できる。セックスはいいことずくめです」
これを裏付けるように、最近のアメリカのある医学雑誌の記事には、こんな研究結果も紹介されている。
〈マサチューセッツ州にあるニューイングランド研究所が40~70歳の男性のセックスライフを追跡調査した結果では、1週間に2度以上セックスした男性の方が、月1回以下の男性より2倍以上も心疾患にかかりにくいことが判明した〉
過去には、イタリアのパビア大学研究者チームが、学会誌「精神神経内分泌学」で、セックスの回数が多いほど神経成長因子(NGF)の血中濃度が高くなり、より脳を活性化させていると結論づけた発表をしているし、今年5月にネット配信されたアメリカ・プリンストン大学でのラットの実験の研究結果では、セックスを毎日するグループはしないグループよりストレスホルモンが少なく、細胞が活性化されていたという。
前出・秋好教授もこう補足する。
「イギリスで行われた45~59歳までの男性918人の性生活と健康を10年間追跡調査した研究結果によれば、セックス回数が多いグループほどグループ内での死亡率が少なかったそうです。さらにアメリカのニュージャージー州のラトガーズ大学のバリー教授によれば、MRIによってオーガズムの間に、脳のニューロン(神経細胞)が活発に活動し、多くの血流が酸素を運び、脳を活性化させることを突き止めたそうです」
頭がよくなり認知症、前立腺ガン、心疾患を防ぎ、長生きできる。いいことずくめのスケベ健康法だが、ひとつ疑問を呈すれば、胸を見たり、セックスをする相手は、彼女や妻に限るのか。例えば、風俗とか浮気相手だったらどうなのか。前出・竹越院長は、
「そんなこと勧められませんよ。もし私がそんなことをして、妻にバレたらぶっ飛ばされますよ。それ(浮気)はストレスのもとですよ」
効果は男の性格によるところも大きいようだ。
最後に、スケベ心を失わないことに直結する〈40を過ぎても、セックスを衰えないようにする方法〉について触れておこう。
「体温を1度上げるだけで約35%上がるという免疫力を高めるため、41~42度の風呂に入り、早朝の朝日を5分くらい特におでこに当て、笑う。食の面では、男性ホルモンを作るために、微量元素を含む食品、例えば大豆とか根菜類を食べること。食生活の改善でやる気が起きます」(秋好教授)
前出・竹越院長もこう続ける。
「バイアグラも、用法を守れば、副作用なく血管の伸縮作用を促し、一酸化窒素を出し、活性酸素が出なくなり、老化を抑えられる。ただし、ニセモノも多いので要注意です」
健康で長生きしたけりゃスケベ心をたくましく。もちろんマナーを守って!