[ホソジュン(細江純子)の競馬予想ブログ]ホソジュンの舞台裏届けます！「キズナ陣営が平常心で臨めた要因」

　私も含めて世間のオバチャマたちにとって「最近は男と女が逆！？」と、思われる出来事といえば、元モー娘の矢口ちゃんの不倫騒動でしょう。亭主が留守の間に、女が男を家に誘っちゃう？　しかも年下君を‥‥。

　事実だとしたらスゴイのひと言。そしてそんな昼ドラ以上のネタは、ちまたでは格好の話題となっていることでしょう。

　もちろん朝の栗東トレセンでもそんな話があちらこちらで聞こえるのですが、今回驚いたことに、日本ダービーの最終追い切りを終えた佐々木調教師が「あの矢口って女性、スゴイなぁ～」と、キズナの上がり運動中にひと言。

　通常、ダービー週といえば、愛馬を送り出す陣営は、どことなくピリピリとしたムードやソワソワとした雰囲気になるものですが、いつもどおりの雰囲気で世間話をしていた佐々木師。今にして思えば、あのリラックスした師のムードこそが馬や担当する者にとって安心感を与えると同時に、平常心で臨める要因だったのかもしれません。

　あの13万9000人もの観衆が見守った今回のダービーですが、実は発走直前のゲート裏でのキズナの様子は、落ち着き払っていたというか‥‥本当にヤル気があるのかな？

　と思えるほど冷静なまなざしでした。

　またダービー当日に北海道から来ていた第60回のダービー馬ウイニングチケットも、ダービー発走間際に他馬にかみつこうとチョッカイをかけて遊んでいたとのことで、その様子に柴田政人騎手（現調教師）は、いつもどおりの愛馬の姿に安心感と自信を持ってレースに挑めたそうです。

　やはり大舞台になればなるほど平常心が問われ、いかにいつもどおりであるか？　その点がとても大切な要素となるのでしょうね‥‥。

　それでは皆さん、今週末も競馬場、もしくは「みんなのKEIBA」（フジ系）でお会いしましょう。ホソジュンでしたぁ。