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女性器医療最前線「Gスポット増強手術」(3)美しさを求めて | アサ芸風俗

女性器医療最前線「Gスポット増強手術」(3)美しさを求めて

女性器医療最前線「Gスポット増強手術」(3)美しさを求めて

2013/06/27

女性器医療最前線「Gスポット増強手術」(3)美しさを求めて

 快楽追求のため手術を受ける女性はまだ少ない。

 前出・田中氏が言う。

「女性器に関する手術で最も多いのは、小陰唇縮小手術です。当院でも月に1件、年間で10件ほどの手術をしています。以前、勤務していた大手クリニックでは年間30~40件の手術をしていました」

 小陰唇とは、いわゆる“ビラビラ”と呼ばれるクリトリス包皮から尿道口、膣口の両脇に存在する肉びらである。大きさが左右対称であるほうが美しいとされているのも事実だ。

「デコまん」という女性器アートを発表している漫画家、ろくでなし子さんも縮小手術を受けた一人だ。陰毛のレーザー脱毛をしたところ、自身の“ビラビラ”が気になりだしたという。

「毛が薄くなると、目立つんです。まるで鶏の顎下のビラビラみたいだと‥‥。『こんなものを男に見せていたのか』と思いました。それで、縮小手術の存在を知り、早く取りたいとなってからは、何も考えなかったですね。病院でも『本来は全身麻酔だけど、局所麻酔なら3日後にできる』と言われて、すぐに決断したほどです。でも、私のビラは片側が二重になっていたせいで、手術に2時間ほどかかり麻酔が切れて、痛かったですよ」

 通常、縮小手術は小陰唇の両端を切り、縫合する手法がとられる。1時間程度で済むという。

 それだけの痛みに耐えて、彼女が手にしたものとは何だったのか。

「感度は変わらなかったですね。強いて言うなら、肉体的にも精神的にもサッパリしたということですね」(ろくでなし子さん)

 田中氏によれば、女性が小陰唇の診察に訪れる理由は3つに大別できるという。痛みなど身体的不快感があるため。次に、外見上のコンプレックスとして悩んでいるため。最後が、男性の指摘を受けたためだという。

「どの理由も医学的には何も問題はないのです。それでも、縮小手術を希望されて、施術されなかった方は一人もいないほど、深く悩んでいる女性が多いのです。そして、診察室でパートナーからの指摘を受けたことに、涙を流される患者さんが最も多いのも小陰唇に関する診察です。ですから、男性は小陰唇に正しい大きさなどないということを理解してほしいです」(前出・田中氏)

 最高のヴァギナと出会うためには、女性器と女心への正しい理解が、まずは肝要であるのだ。