もしもアナタの妻が“やぐっち妻”だったら… ツイート 2013/07/05 「やぐっち」本人のように浮気が夫にバレた妻は“氷山の一角”。草食系男増加と符丁を合わせるように、夫にバレずに浮気をしている「やぐっち妻予備軍」も激増しているという。もしアナタの妻が、「やぐっち妻」だったらどうするか。専門家たちの解説を聞いた。* 対面取材できるOL2000人を常に抱える「おねえさまカンパニー」主宰者の内田かおる氏が「夫以外の男性と肉体関係を持つ妻は想像以上に多い」と前置きして、こう話す。「厚労省が毎年公表する『国民生活基礎調査』でもわかるようにここ30年で専業主婦の割合は減少し、社会と関わる機会の多い人妻がどんどん増えています。私が交流している『OL』は“働く女性”。その中にはパート主婦も含まれます。パート先の上司やアルバイトの大学生と関係を持つ人妻はもちろん、上司と学生の両方と関係を持つ人妻も多いですね」 内田氏によれば、大学卒業後、就職せず結婚した31歳の主婦は、子供の小学校入学を機にテレホンアポインターのパートで知り合った大学生、会社関係者、出入りの宅配業者、リース業者の4人との関係を3年も続けているという。「彼女は『私って意外とモテる』と気づき、夫にバレずに上手に“第2の青春”を謳歌してます。また、出産を機に商社を辞め38歳で復職した人妻は、再会した同期入社の妻帯者とW不倫関係になり、それが2年続いています。『お互い家庭を壊す気はないから慎重に愛を育める』そうで、『今や夫との関係が浮気でカレとの関係が本命のように感じる』そうです」(内田氏) 10年前には主流だった「夫とセックスレスだから」「夫が自分を空気のように扱うから」など、夫に対する不満が原因で浮気や不倫に走る人妻は、はるかに減ったという。現代の20代後半から40代前半の「やぐっち妻予備軍」には、夫に対する明確な不満はない。「『一度きりの人生を楽しもう』としている人妻が増えています。そんな人妻たちには、矢口さんのように自宅で夫以外の男性と性交渉するなどという脇の甘さはありません。ただ、細心の注意を払い、浮気や不倫で心と体のバランスを取っている人妻は、同性の私から見ても美しくて魅力的です。妻帯者には江戸時代の男性のようなおおらかさを持ってほしいですね」(内田氏) とはいえ、妻が浮気していると知ってしまえばうろたえるのが男だが‥‥。 一方、「やぐっち妻予備軍」増加のもう1つの原因には、「やぐっち」本人のように夫と共働きで夫より収入面でも上回っている人妻が増えていることもあるようだ。妻が夫を力関係で逆転した夫婦間のトラブルの相談が、「ここ数年急増した」と言う離婚アドバイザーの露木幸彦氏が語る。「妻は仕事ができるので会社でも昇進し収入が増えていく。一方、夫は草食系が多く家事と子育てが中心で仕事はほどほど。その現状に妻が何も言わなければ、それに甘え、力関係はますます逆転していく」 そんな妻の不倫を夫が知ると、どうなるのか。「ケースバイケースですが、妻が不倫していても必ずしも破局にはならない。というのは、夫に未練があるケースもあるし、妻にしても夫婦関係はともかくイクメン夫にいてもらうほうが子供のためにいいと考えるようです。もちろん、育児も家事も金の管理も全て妻に任せてしまっているダメ亭主もいますが、そんなヒモみたいな亭主も、最初からヒモ状態ではなく、女性の中には人の分まで頑張ってしまうタイプがいます。当然、仕事ができるタイプが多く、夫がヒモ化していってしまうのです」(露木氏) 不幸にして力関係の逆転した夫婦で、もし妻が不倫していれば、それをやめさせる手段はあるのか。「キャリアウーマンは自分以上のキャリアには弱いもの。何を言っても聞かないのは夫を自分以下だと見ているからに他なりません。だから、例えば職場の上司と不倫している場合、人事部に相談するとほのめかす。夫が人事部に相談したら妻は給料が下がったり、降格したりしますから、案外あっさりペコリとなるものです。あるいは、妻側の立場に立つ弁護士などに事情を話して不倫をやめるよう言ってもらうのも一つの手です」(露木氏) 中にはワインボトルを投げつけられるなどして、妻のDVにおびえている夫もいるというが、「離婚したくなければ、絶対に夫から家を出るようなことをしてはダメ。一度別居すると元のさやに戻るのは難しい。夫婦関係がはかばかしくない場合には自分の部屋に籠もるようにしたほうがいい」(露木氏) そうして沈静化を待てということのようだが、その屈辱感にアナタははたして耐えられる? タグ: 不倫,浮気,矢口真理,週刊アサヒ芸能 2013年 7/4号 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [新潟県] [高知県] [宮城県] [静岡県] [愛媛県] [東京都] [北海道] [熊本県] [石川県] [茨城県]
「やぐっち」本人のように浮気が夫にバレた妻は“氷山の一角”。草食系男増加と符丁を合わせるように、夫にバレずに浮気をしている「やぐっち妻予備軍」も激増しているという。もしアナタの妻が、「やぐっち妻」だったらどうするか。専門家たちの解説を聞いた。
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対面取材できるOL2000人を常に抱える「おねえさまカンパニー」主宰者の内田かおる氏が「夫以外の男性と肉体関係を持つ妻は想像以上に多い」と前置きして、こう話す。
「厚労省が毎年公表する『国民生活基礎調査』でもわかるようにここ30年で専業主婦の割合は減少し、社会と関わる機会の多い人妻がどんどん増えています。私が交流している『OL』は“働く女性”。その中にはパート主婦も含まれます。パート先の上司やアルバイトの大学生と関係を持つ人妻はもちろん、上司と学生の両方と関係を持つ人妻も多いですね」
内田氏によれば、大学卒業後、就職せず結婚した31歳の主婦は、子供の小学校入学を機にテレホンアポインターのパートで知り合った大学生、会社関係者、出入りの宅配業者、リース業者の4人との関係を3年も続けているという。
「彼女は『私って意外とモテる』と気づき、夫にバレずに上手に“第2の青春”を謳歌してます。また、出産を機に商社を辞め38歳で復職した人妻は、再会した同期入社の妻帯者とW不倫関係になり、それが2年続いています。『お互い家庭を壊す気はないから慎重に愛を育める』そうで、『今や夫との関係が浮気でカレとの関係が本命のように感じる』そうです」(内田氏)
10年前には主流だった「夫とセックスレスだから」「夫が自分を空気のように扱うから」など、夫に対する不満が原因で浮気や不倫に走る人妻は、はるかに減ったという。現代の20代後半から40代前半の「やぐっち妻予備軍」には、夫に対する明確な不満はない。
「『一度きりの人生を楽しもう』としている人妻が増えています。そんな人妻たちには、矢口さんのように自宅で夫以外の男性と性交渉するなどという脇の甘さはありません。ただ、細心の注意を払い、浮気や不倫で心と体のバランスを取っている人妻は、同性の私から見ても美しくて魅力的です。妻帯者には江戸時代の男性のようなおおらかさを持ってほしいですね」(内田氏)
とはいえ、妻が浮気していると知ってしまえばうろたえるのが男だが‥‥。
一方、
「やぐっち妻予備軍」増加のもう1つの原因には、「やぐっち」本人のように夫と共働きで夫より収入面でも上回っている人妻が増えていることもあるようだ。妻が夫を力関係で逆転した夫婦間のトラブルの相談が、「ここ数年急増した」と言う離婚アドバイザーの露木幸彦氏が語る。
「妻は仕事ができるので会社でも昇進し収入が増えていく。一方、夫は草食系が多く家事と子育てが中心で仕事はほどほど。その現状に妻が何も言わなければ、それに甘え、力関係はますます逆転していく」
そんな妻の不倫を夫が知ると、どうなるのか。
「ケースバイケースですが、妻が不倫していても必ずしも破局にはならない。というのは、夫に未練があるケースもあるし、妻にしても夫婦関係はともかくイクメン夫にいてもらうほうが子供のためにいいと考えるようです。もちろん、育児も家事も金の管理も全て妻に任せてしまっているダメ亭主もいますが、そんなヒモみたいな亭主も、最初からヒモ状態ではなく、女性の中には人の分まで頑張ってしまうタイプがいます。当然、仕事ができるタイプが多く、夫がヒモ化していってしまうのです」(露木氏)
不幸にして力関係の逆転した夫婦で、もし妻が不倫していれば、それをやめさせる手段はあるのか。
「キャリアウーマンは自分以上のキャリアには弱いもの。何を言っても聞かないのは夫を自分以下だと見ているからに他なりません。だから、例えば職場の上司と不倫している場合、人事部に相談するとほのめかす。夫が人事部に相談したら妻は給料が下がったり、降格したりしますから、案外あっさりペコリとなるものです。あるいは、妻側の立場に立つ弁護士などに事情を話して不倫をやめるよう言ってもらうのも一つの手です」(露木氏)
中にはワインボトルを投げつけられるなどして、妻のDVにおびえている夫もいるというが、
「離婚したくなければ、絶対に夫から家を出るようなことをしてはダメ。一度別居すると元のさやに戻るのは難しい。夫婦関係がはかばかしくない場合には自分の部屋に籠もるようにしたほうがいい」(露木氏)
そうして沈静化を待てということのようだが、その屈辱感にアナタははたして耐えられる?