パスワード「く●ぁ」は“性”を認められたい女性の叫びVol.1 ツイート 2013/09/04 ツイッターの検索窓に、ある3文字を入力すると、大量の女性器が画面に現れてくる。みずからの秘部を見せたがる女性たちの理由に迫った。 若者が勤務先でのおふざけ写真を投稿し、店舗が閉鎖に追い込まれるなど物議を呼んでいる「ツイッター」。そこに素人女性たちが、みずから女性器を押し広げた写真をひそかに投稿しているという。あるITジャーナリストが語る。「もともとは掲示板『2ちゃんねる』にある『女神板』を使ってそうした画像が投稿されました。『女神』とは突然現れて、見ている人の要求に従ってハダカをタダで見せてくれる女性のことです。中でも『く●ぁ』(「●」は伏せ字)をしてくれる女性はもてはやされました。『く●ぁ』とは女性器を広げる様態をもじった言葉で、以後その言葉が写真そのものも指すようになりました。現在ではツイッターに自分で撮影した陰部を投稿する女性が激増しています」 確かにツイッターの検索窓に「く●ぁ」の文字を入力すると、無数の広げられた女性器写真を見ることができる。「く●ぁしたらなんか濡れてきた」 とつぶやきながら、膣から白濁した愛液を滴らせた写真を掲載する女性。 性器の上部から勢いよく放尿した姿、2本の指を挿入した性器、肥大化したクリトリスのアップ‥‥。「く●ぁが気に入ったらフォローしてね」 と、みずからの女性器をきっかけに人間関係を築こうとする女性さえいる。 ツイッターでは「く●ぁ」を合言葉に劣情を催す世界が展開されているのだが、素人女性が女性器を自画撮りするようにまでなった「投稿」の歴史を、元「パートナー通信」編集者の河合拓郎氏が語る。「そもそも投稿は雑誌を中心に行われていました。投稿する側の動機は2つあり、1つは男性が自分の交際女性を自慢するためのものです。『自分のステキな彼女をより多くの人間に見せたい』ということですから、写っている女性も美人でスタイルのいい女性が多い傾向がありました。もう1つは乱交などアブノーマルな性癖のパートナーを探すものです。こちらの場合、投稿者は必ずしも男性ではなく、女性が鏡などを使って自分を写し、みずから投稿することも多い。こちらの容姿は自慢型に比べて落ちる傾向でしたね」 当時の投稿者たちには「現像」という壁があった。出版社に写真店では受け付けないフィルムを送ることで無修整写真を現像しプリントしてもらい、それを送り返してもらうことで楽しんでいたというのだ。「デジカメの登場で壁が取り払われました。加えてカメラも小型化・高性能化したことで、今までは考えられないポーズやアングルでの撮影が可能になりました。それと同時にネットが現れ、マニアが集まるサイトを利用するようになり投稿雑誌を必要としなくなったのです」(前出・河合氏) 撮影とネットを介した投稿──この2つを手軽に成立させる機器が、やがて世の中に普及していった。高性能カメラを備えたケータイがそれである。 しかし、技術的な障壁がいくら取り払われたとしても、なぜこれほど多くの女性が、タダで、いちばん恥ずかしい部分を押し広げてまで衆人に晒すのか。その動機は謎のままであろう。 タグ: 2ちゃんねる,「女性器スポット」潜入調査,ツイッター,女神板,週刊アサヒ芸能 2013年 9/5号 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [宮城県] [岐阜県] [高知県] [韓国] [茨城県] [静岡県] [静岡県] [栃木県] [岡山県] [奈良県]
ツイッターの検索窓に、ある3文字を入力すると、大量の女性器が画面に現れてくる。みずからの秘部を見せたがる女性たちの理由に迫った。
若者が勤務先でのおふざけ写真を投稿し、店舗が閉鎖に追い込まれるなど物議を呼んでいる「ツイッター」。そこに素人女性たちが、みずから女性器を押し広げた写真をひそかに投稿しているという。あるITジャーナリストが語る。
「もともとは掲示板『2ちゃんねる』にある『女神板』を使ってそうした画像が投稿されました。『女神』とは突然現れて、見ている人の要求に従ってハダカをタダで見せてくれる女性のことです。中でも『く●ぁ』(「●」は伏せ字)をしてくれる女性はもてはやされました。『く●ぁ』とは女性器を広げる様態をもじった言葉で、以後その言葉が写真そのものも指すようになりました。現在ではツイッターに自分で撮影した陰部を投稿する女性が激増しています」
確かにツイッターの検索窓に「く●ぁ」の文字を入力すると、無数の広げられた女性器写真を見ることができる。
「く●ぁしたらなんか濡れてきた」
とつぶやきながら、膣から白濁した愛液を滴らせた写真を掲載する女性。
性器の上部から勢いよく放尿した姿、2本の指を挿入した性器、肥大化したクリトリスのアップ‥‥。
「く●ぁが気に入ったらフォローしてね」
と、みずからの女性器をきっかけに人間関係を築こうとする女性さえいる。
ツイッターでは「く●ぁ」を合言葉に劣情を催す世界が展開されているのだが、素人女性が女性器を自画撮りするようにまでなった「投稿」の歴史を、元「パートナー通信」編集者の河合拓郎氏が語る。
「そもそも投稿は雑誌を中心に行われていました。投稿する側の動機は2つあり、1つは男性が自分の交際女性を自慢するためのものです。『自分のステキな彼女をより多くの人間に見せたい』ということですから、写っている女性も美人でスタイルのいい女性が多い傾向がありました。もう1つは乱交などアブノーマルな性癖のパートナーを探すものです。こちらの場合、投稿者は必ずしも男性ではなく、女性が鏡などを使って自分を写し、みずから投稿することも多い。こちらの容姿は自慢型に比べて落ちる傾向でしたね」
当時の投稿者たちには「現像」という壁があった。出版社に写真店では受け付けないフィルムを送ることで無修整写真を現像しプリントしてもらい、それを送り返してもらうことで楽しんでいたというのだ。
「デジカメの登場で壁が取り払われました。加えてカメラも小型化・高性能化したことで、今までは考えられないポーズやアングルでの撮影が可能になりました。それと同時にネットが現れ、マニアが集まるサイトを利用するようになり投稿雑誌を必要としなくなったのです」(前出・河合氏)
撮影とネットを介した投稿──この2つを手軽に成立させる機器が、やがて世の中に普及していった。高性能カメラを備えたケータイがそれである。
しかし、技術的な障壁がいくら取り払われたとしても、なぜこれほど多くの女性が、タダで、いちばん恥ずかしい部分を押し広げてまで衆人に晒すのか。その動機は謎のままであろう。