パスワード「く●ぁ」は“性”を認められたい女性の叫びVol.2 ツイート 2013/09/05 臨床心理士の矢幡洋氏は、匿名で顔を見せずに性器を晒す女性たちの実像をこう予測する。「あのような行動をする女性は男性にモテない方でしょう。加えて、合コンに参加するなどして積極的に状況を打開する行動力がなく、私生活でも男性と気軽に話ができない女性という印象を受けます」 そうした女性は、常に「自分が女として評価されない」という心理があり、自分が女性と認知されるのかという不安感を抱えている。そこで一部の女性が象徴たる「女性器」を晒しているというのだ。「セクシャリティの承認欲求が動機だと考えます。以前はなかったことで、自分を特定されずに交流できるネット社会が可能にしたことでしょう。写真を出せば男性からは多くの好意的な書き込みが得られます。もし顔がよければ顔を、スタイルがよければ裸体を出すはずですが、彼女たちには女性器しか出すところがないのです。自分の『性』の代用である女性器に、異性から称賛の言葉をもらうことが、彼女たちの喜びにつながっているのではないでしょうか」(前出・矢幡氏) 実際にそうした女性を取材したジャーナリストの丸山佑介氏は、彼女たちの「喜び」と、路上で男性器を女性に見せる変質者の持つ「悦び」との違いを指摘する。丸山氏が語る。「彼女たちの心理は、むしろ性体験を語る男性の心理に似ています。男性の場合はいかに女を落としたか、自分に魅力があったかを同性に示すための行為と分析できます。女性の場合はそれが裸体や女性器を晒す行為になるのです」 人前でカラダを露出する行為に取りつかれていた女性は丸山氏に、こう語っていたという。「男性から求められる感じがたまらなく快感だった。癖になるし、もっとサービスしたくなってエスカレートしてハメ撮りもアップしたりするようになった」 晒す女性と、見る男性、両者が満足を得られているのだが、昨年2月には動画掲示板で下半身を露出した千葉県在住の30代女性(当時)が埼玉県警に公然わいせつの疑いで逮捕されてもいる。こうしたリスクを彼女たちはどう考えているのか。前出・矢幡氏はこう解説する。「未成年者の援助交際などを代表にして、ネット上の性犯罪には金銭が絡むことがほとんどです。このケースではお金が絡まないので危険な行為をしているという自覚意識は、きわめて低いのではないでしょうか」 そうしたことも手伝って、タダで性器を晒す女性たちは次から次へと現れているというのだ。一度、晒す快楽を得た女性の「癖」は収まるのだろうか。前出・丸山氏が語る。「結婚や出産によって、自分が女性として無条件に承認される場を得ると、この癖を封印する傾向が見られます」 そして、前出・矢幡氏はこう続けるのだ。「中毒性はない行為です。現実に男性に出会って満たされれば止まるものと考えられますが、消えるものではありません」 一度は収まった「癖」が再度頭をもたげるようになった女性もいた。前出・丸山氏が指摘する。「子育てや家庭の生活に退屈を感じるようになると、自分の裸体を晒して女として承認されるか試したくなってしまう。もしくは、女として見られるために反応してくれる男のコミュニティを探すようにもなります」「く●ぁ」は、ネット社会に生きる「性」を認められたい女性の叫びでもあったのだ。 タグ: 2ちゃんねる,「女性器スポット」潜入調査,ツイッター,女神板,週刊アサヒ芸能 2013年 9/5号 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [熊本県] [岐阜県] [栃木県] [岩手県] [栃木県] [北海道] [奈良県] [北海道] [北海道] [滋賀県]
臨床心理士の矢幡洋氏は、匿名で顔を見せずに性器を晒す女性たちの実像をこう予測する。
「あのような行動をする女性は男性にモテない方でしょう。加えて、合コンに参加するなどして積極的に状況を打開する行動力がなく、私生活でも男性と気軽に話ができない女性という印象を受けます」
そうした女性は、常に「自分が女として評価されない」という心理があり、自分が女性と認知されるのかという不安感を抱えている。そこで一部の女性が象徴たる「女性器」を晒しているというのだ。
「セクシャリティの承認欲求が動機だと考えます。以前はなかったことで、自分を特定されずに交流できるネット社会が可能にしたことでしょう。写真を出せば男性からは多くの好意的な書き込みが得られます。もし顔がよければ顔を、スタイルがよければ裸体を出すはずですが、彼女たちには女性器しか出すところがないのです。自分の『性』の代用である女性器に、異性から称賛の言葉をもらうことが、彼女たちの喜びにつながっているのではないでしょうか」(前出・矢幡氏)
実際にそうした女性を取材したジャーナリストの丸山佑介氏は、彼女たちの「喜び」と、路上で男性器を女性に見せる変質者の持つ「悦び」との違いを指摘する。丸山氏が語る。
「彼女たちの心理は、むしろ性体験を語る男性の心理に似ています。男性の場合はいかに女を落としたか、自分に魅力があったかを同性に示すための行為と分析できます。女性の場合はそれが裸体や女性器を晒す行為になるのです」
人前でカラダを露出する行為に取りつかれていた女性は丸山氏に、こう語っていたという。
「男性から求められる感じがたまらなく快感だった。癖になるし、もっとサービスしたくなってエスカレートしてハメ撮りもアップしたりするようになった」
晒す女性と、見る男性、両者が満足を得られているのだが、昨年2月には動画掲示板で下半身を露出した千葉県在住の30代女性(当時)が埼玉県警に公然わいせつの疑いで逮捕されてもいる。こうしたリスクを彼女たちはどう考えているのか。前出・矢幡氏はこう解説する。
「未成年者の援助交際などを代表にして、ネット上の性犯罪には金銭が絡むことがほとんどです。このケースではお金が絡まないので危険な行為をしているという自覚意識は、きわめて低いのではないでしょうか」
そうしたことも手伝って、タダで性器を晒す女性たちは次から次へと現れているというのだ。一度、晒す快楽を得た女性の「癖」は収まるのだろうか。前出・丸山氏が語る。
「結婚や出産によって、自分が女性として無条件に承認される場を得ると、この癖を封印する傾向が見られます」
そして、前出・矢幡氏はこう続けるのだ。
「中毒性はない行為です。現実に男性に出会って満たされれば止まるものと考えられますが、消えるものではありません」
一度は収まった「癖」が再度頭をもたげるようになった女性もいた。前出・丸山氏が指摘する。
「子育てや家庭の生活に退屈を感じるようになると、自分の裸体を晒して女として承認されるか試したくなってしまう。もしくは、女として見られるために反応してくれる男のコミュニティを探すようにもなります」
「く●ぁ」は、ネット社会に生きる「性」を認められたい女性の叫びでもあったのだ。