[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「ロードカナロア1頭勝負は危険」

　今週から4回中山と4回阪神が開幕し、秋季競馬がスタート。なお、今週から9月末までは2場開催。WIN5の発売締め切り時刻が先週までよりも早くなりますのでご注意ください。

　WIN【4】のセントウルSはロードカナロアの取捨がポイント。大多数のプレイヤーが1頭勝負を選ぶはずですから勝っても負けても配当への影響は甚大です。

　今のところ私はロードカナロアが敗れるほうに賭けてみたいと考えています。別表で指摘したように、サマースプリントシリーズが創設された06年以降の優勝馬は、いずれも前走で同シリーズ対象レースに出走していた馬。また、同年にJRA、かつ1400メートル以上のレースで優勝経験があるJRA所属馬は06年以降〈0-1-2-16〉と信頼できません。大多数のプレイヤーが思っているほど勝ち切る可能性は高くないはずです。

　JRA所属の牡馬およびセン馬が06年以降〈1-2-3-63〉、同じくJRA所属で6歳以上の馬が06年以降〈1-1-1-34〉と苦戦していることを考えれば、ダッシャーゴーゴーやドリームバレンチノも過信禁物。ハクサンムーンやシュプリームギフトあたりを積極的に狙ってみたいと思います。

　WIN【5】は京成杯AH。別表の傾向から、まずは実績馬を重視すべきでしょう。また、08年以降は芝1400メートルのJRA重賞で4着以内となった経験のある馬が〈4-1-2-9〉。該当馬が勝てなかったのは10年だけで、この年の優勝馬ファイアーフロートは前走で芝1400メートルの1600万下を勝ち上がっていました。マイルよりも短い距離への適性がポイントです。

　おもしろそうなのはインパルスヒーロー。ここ2戦で前出の条件を満たしましたし、右回りに実績がない点を不安視されるようなら配当的な妙味もあります。