[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「オールカマーはダノンバラード1頭」

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2013/09/19

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「オールカマーはダノンバラード1頭」

 今週末9月22日の2重賞は、ここ数年の優勝馬に明確な共通点があります。

 WIN【4】は神戸新聞杯。阪神芝・外2400メートルで施行されるようになった07年以降の優勝馬6頭中、09年のイコピコを除く5頭は、JRAGIで優勝経験のある馬でした。また、そのイコピコも同年5月にオープン特別を勝っていた馬。今年はGIウイナーこそいませんが、いわゆる“夏の上がり馬”が勝ち切る可能性は高くないでしょう。

 なお、07年以降は1800メートル以下のJRA重賞かオープン特別で優勝経験のある馬が〈63311〉と堅実。一方、2000メートル以上のJRA重賞かオープン特別で優勝経験があり、なおかつ1800メートル以下のJRA重賞かオープン特別で優勝経験のない馬は〈01110〉と勝ち切れていません。

 狙ってみたいのはテイエムイナズマ。芝1600メートルのJRA重賞で優勝経験がある馬ですし、皐月賞や日本ダービーで出走メンバー中上位の上がり3ハロンタイムをマークしていますから、差しが決まりやすいこのレースは合いそうです。

 WIN5のオールカマーは距離適性がポイント。芝2200メートルのJRA重賞で3着以内となった経験がある馬は05年以降〈86419〉と非常に安定しています。また、05年以降の優勝馬8頭は、いずれも前走でJRAGIかJRAGIIに出走していた馬でした。

 本命はダノンバラード。宝塚記念で距離適性の高さを証明しましたし、臨戦過程からもこのレースが合いそうなタイプ。実績上位のオーシャンブルー、昨年の2着馬ダイワファルコン、条件クラスで芝2200メートルのレースを2勝しているムスカテールあたりも楽しみですが、序盤を手広く構えるのであれば、このレースはダノンバラード1頭にしぼってもいいと思います。