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スケベ産業は壊滅する(1)五輪開催に向け徹底的に健全化 | アサ芸風俗

スケベ産業は壊滅する(1)五輪開催に向け徹底的に健全化

スケベ産業は壊滅する(1)五輪開催に向け徹底的に健全化

2013/09/26

スケベ産業は壊滅する(1)五輪開催に向け徹底的に健全化

 開催に向けて行われるであろう都心部から風俗などを殲滅する“浄化作戦”。警察権力の厳しい締めつけの果てには、どっちらけの五輪が待っているという。

 2016年に五輪が開催されるリオデジャネイロでは、スラムを一掃するなどの浄化作戦が始まっている。東京においては06年、当時都知事に就任した石原慎太郎氏(80)が「東京の治安を回復する」と宣言し、盛り場ローラー作戦を展開した。「関東連合」(ちくま新書)の著書があるアウトロー事情に詳しいノンフィクションライター・久田将義氏はこう解説する。

「通称『4都市浄化作戦』と呼ばれるものです。対象となったのは歌舞伎町、六本木、渋谷、池袋ですが、都庁に近い歌舞伎町から行われました。浄化の趣旨は不法滞在する外国人の追放です。広島県警本部長だった竹花豊氏を呼び寄せ副知事として登用し、陣頭指揮に当たらせました。当時、名古屋にはイラン人が多くいたのですが、これを一掃した名古屋入国管理局局長を東京入管の局長に据えて、水際対策を強化しました」

 一連の動きで最も大きかったことは、歌舞伎町に約50台のドーム型の監視カメラを取り付け“監視都市”化させたことだった。歌舞伎町に数多くあった店舗型ファッションヘルスは、警察に許可をもらうデリヘルへと変更させられた。街からいかがわしさは排除されたものの、人通りは激減、現在ではにぎわいもなく、死んだ街と化してしまっている。浄化作戦は現在でも継続中で、渋谷、池袋、六本木も監視カメラが続々と設置された。ある警察関係者が語る。

「現在でも歌舞伎町には200団体2000人のヤクザがいると見ている。彼らの収入源である無修整DVDの販売店や、女性を連れ出せる店などは現在でも存在し、まだまだ浄化すべきところがある。多くの観光客が訪れる五輪開催に向けて徹底的に健全化するでしょう」

 まず集中的な浄化が行われるとされているのが六本木である。そのエリアでは関東連合が関与した、市川海老蔵暴行事件(10年)、朝青龍暴行事件(10年)が起こった。また、六本木クラブ撲殺事件(12年)においては関東連合から多数の逮捕者が出た。前出・久田氏が語る。

「六本木はキナ臭いので浄化をしようという流れがあります。警察庁は関東連合などの、いわゆる『半グレ集団』を準暴力団と規定し、厳しく取り締まるようになりました。一方で犯罪の温床となっているクラブを風営法で摘発しています」

 クールジャパンの世界進出とともに、日本のアニメなどの評価もワールドクラスとなっている。同時に知名度が急上昇したオタク文化の中心地・秋葉原は、新たな“壊滅”指定地区として検討されているという。

「海外、特に欧米においては、未成年者の風俗・ポルノなどへの拒絶反応が強い。秋葉原ではJK(女子高生)リフレや、JKお散歩など法律スレスレのサービスが行われています。未かねないサービスは、五輪開催の前に根絶やしにしなければならない」(前出・警察関係者)

 締めつけはさらなる広がりを見せているというのだ。