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半沢直樹「芸能プロ関係者がドラマ制作の台所事情を語る」 | アサ芸風俗

半沢直樹「芸能プロ関係者がドラマ制作の台所事情を語る」

半沢直樹「芸能プロ関係者がドラマ制作の台所事情を語る」

2013/10/02

半沢直樹「芸能プロ関係者がドラマ制作の台所事情を語る」

 まさかの大ドンデン返しで幕を閉じた「半沢直樹」(TBS系)。ドラマ史に残る名作の舞台裏では、銀行員も驚きの「カネとコネ」が横行していた。黒崎検査官になり代わり、“金融庁検査”する!

 芸能プロ関係者がドラマ制作の台所事情を語る。

「実は今回のドラマは半沢役の堺雅人(39)、大和田常務役・香川照之(47)、銀行頭取・北大路欣也(70)の3人で出演ギャラの大半を占めており、他の出演者がそれほど儲かっているわけではありません。ちなみに、ギャラは主演の堺が筆頭の1本(1話)200万円、次いで香川、北大路が150万円となっている」

 これだけの大ヒットでも誰もが“濡れ手に粟”ではないのが実情だという。

「とはいえ、これだけうなぎ登りで視聴率を稼ぎ出しただけに、注目度はハンパではない。出演者がこぞって『これで次の仕事が回ってくる』とホクホク顔ですよ」(前出・芸能プロ関係者)「半沢──」に出演した俳優は、いわば誰もが「勝ち組」となったわけだが、あらためてキャストをよくよく見ると、驚くほど所属事務所が同じ人だらけ。

 テレビ誌記者が言う。

「もちろん出演オファーの段階では、出演ギャラを少しでも抑えるために、同じ事務所のタレントをなるべく使うようにしている。典型的な例が、堺と同じ事務所の夏目三久(29)です。彼女は半沢の勤める銀行のキャンギャル役での出演でしたが、壁に貼られたポスターだけですからギャラは数万円程度。それでも何度も画面に映り込み、結果的にオイシイ仕事でした。他にも原作では男だった羽根専務を女にして、香川と同じ事務所の倍賞美津子(66)を起用。他に北大路とは山田純大(40)=福山次長=や吉田鋼太郎(54)=内藤部長=、上戸彩(28)とは宮川一朗太(47)=江島副支店長=が同じ事務所からの“バーター出演”となっている」

 まるごとハウマッチとするのは、制作費を削る常套手段だという。

「それでも、仕事があるのが役者にとっては何よりの朗報になります。中でもいちばんオイシかったと言われているのが半沢の父親役の笑福亭鶴瓶(61)。大和田常務への復讐劇の裏付けとなる土下座シーンなど拘束時間はわずか。でも実際の放送では毎回のように繰り返し出番があり、ギャラもその分が上乗せで支払われた。しかも、ドラマ後半では息子の駿河太郎(35)が湯浅社長役で出演しています」(前出・芸能プロ関係者)

 土下座しながら、ニンマリあのエビス顔を浮かばせていたりして‥‥。

 この他、最終回で活躍した岸川部長、半沢の同期の近藤が出向した経理課長の利重剛(51)は脚本家・小山内美江子の息子で、「金八」も担当した福澤克雄ディレクターのコネクションに当たるという。

 最後にコラムニストの今井舞氏がトドメを刺す。

「これだけ知らないおじさんが画面に出てもこんなにおもしろいドラマができることを『半沢──』は証明してくれました。これを機会に、先に人気タレントのスケジュールだけ抑えて制作する“事務所接待ドラマ”が減るといいのですが。バーターとはいえ、夏目をセリフのないポスターで使ったのは適材適所だと感心しました。惜しむらくはバカ売れしている半沢グッズに夏目がにっこり笑った箱ティッシュを加えられなかったことでは‥‥」

「半沢──」を倍返しする骨太ドラマが出てくるか。