元日本ハム“路上レイプ投手”の鬼畜すぎる酒乱余罪(2)ダルビッシュの相談役でもあった男が…

元日本ハム“路上レイプ投手”の鬼畜すぎる酒乱余罪(2)ダルビッシュの相談役でもあった男が…

2013/11/27

元日本ハム“路上レイプ投手”の鬼畜すぎる酒乱余罪(2)ダルビッシュの相談役でもあった男が…

 抵抗のできない女性を狙った悪質な手口で、己の欲望を満たしていた宮本容疑者。しかし、スポーツ選手としては華々しい成績を残した「エリート」だった。

 アマチュア野球に詳しいスポーツライターが言う。

「宮本は岡山・関西高で春のセンバツに2回出場。02年の大会では、選手宣誓も行い、主将兼エースとしてチームのベスト4進出に大きく貢献した。卒業後は早大に進学し、左のエースとして東京六大学通算23勝をマーク。4年時の06年には主将も務めている。当時、系列の早稲田実業高のエースだった斎藤佑樹にフォームに関する助言を送ったエピソードは有名です。宮本のアドバイスによって、右膝を折り曲げ重心を安定させるフォームに改良した斎藤は制球が安定し、夏の甲子園優勝につながった。チーム内でも、斎藤がアドバイスを聞く数少ない先輩として重宝されていた。日本ハム入団当初の斎藤は、宮本の前では直立不動といった感じでしたね」

 東京六大学屈指の本格左腕として、06年ドラフトでは、1位相当の希望枠により日本ハムに入団。しかし、プロ入り後は伸び悩み、12年のシーズン後に戦力外通告を受け、今シーズンからは二軍のマネジャーに就任。だが、必ずしも周囲からの評判はよくなかったという。

 球界関係者が明かす。

「通常、マネジャーになると、二軍の本拠地である鎌ケ谷球場のバックネット裏にある記者席に情報交換を兼ねて挨拶に来るのが慣例。各球団の編成担当、球界関係者が『偵察』を兼ねて座っていますからね。ところが、就任時の挨拶はおろか、ふだんからまったく目も合わせようとしない。編成担当の間では『ちょっと変わったヤツだ』とささやかれていました。マネジャーは気配りができない人間には務まらない仕事です。そもそもドラ1選手がマネジャーという『縁の下の力持ち』的な仕事に就くことはまずない。スカウトだったり、別の分野に行かせるものです。それだけでも不思議でした」

 だが、これには訳があった。当初、球団が戦力外を通告した際、宮本容疑者は新婚直後で、妻は妊娠していた。そこで宮本容疑者は球団に残りたいと懇願。やむをえず、マネジャーの職を与えたというのが実情のようだ。日本ハム担当記者が言う。

「宮本はプロとしての成績はイマイチでしたが、ダルビッシュや斎藤佑樹など、チームの主力選手に食い込むのが上手だった。親分肌で、遠征時も年俸の多寡にかかわらず、年齢が下の選手にはおごるタイプ。特にダルは入団早々、喫煙騒動やケガでくすぶっている時に、ルーキーで入団した宮本がずいぶん食事に連れて行き、仲よくなったとか。ダルもメジャー挑戦を真っ先に宮本に相談するなど親友関係だった。そうした人望の部分が評価され、球団に残ることができたにすぎない。マネジャーという肩書ですが、専属の打撃投手がいない日本ハムの二軍ではコーチ陣が代役を務めるため、昨年まで現役投手だった宮本は貴重な左腕として重宝されていた」

 新婚で、5月には子供も生まれたばかり。仕事も確保して順風満帆だったはずなのだが‥‥。