[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「京都金杯は6番以内の馬が狙い目」

　今回は、ボクが年間プラスを実現するうえで欠かせないツールの話を書きます。ボクが予想の際に利用する「人気ランク」は、専門紙の印など、オッズに影響を与える要素を一定の法則で集計して、当日の予想を読むツールです。評価はA-Eの5段階。「人気ランクA」の馬は、当日97％が1人気になります。Bの馬は80％が2人気以内に支持され、Dの馬は70％が6-10人気に支持されます。と書いたところで「オッズを予想して何の意味があるのか？」と思われる方も多いかもしれませんね？

　確かに「どの馬が最も走る確率が高いか？」を予想するだけでいいなら「人気ランク」は必要はありません。ただし「儲かる馬を選ぶ」には必要不可欠なツールなのです。

　ボクが勝負レースで◎や○に指定する馬がプラス収支になるのは「人気ランク」を参照して「どの馬が儲かるか？」を選んでいるからです。

　例えば、13年にHPで公開している勝負レースにて「◎か○」に評価した馬で「人気ランクがDかE」の馬は単勝回収率112％。複勝回収率118％を記録しました。また、人気ランクDの馬は、80％以上が当日6人気以下の人気薄です。

　ところが◎○に予想した場合、人気ランクDでも35％以上の馬が当日5人気以内に支持されます（ローカルや午前中のレースではその比率がさらに上がります）。つまり、ボクの◎か○は「新聞の印はスカスカなのに、なぜか人気になっている」馬も多いのですが、オッズだけを見て「思ったより人気だから買うのをやめた」と、買うのを見送ってしまったら、大儲けのチャンスを逃すことになります。

　◎○で人気ランクDにもかかわらず、5人気以内になった馬は、単勝回収率が125％。複勝回収率122％と大幅なプラス収支になるのですから。

　オッズを見るだけで儲かる馬を見抜くことができないのは「オッズの質」が存在するからです。ボクは馬の性質だけではなく「オッズの質」も重視しているのです。うーん、話がマニアックになりすぎですね。詳しくは次回以降に。

　最後はライトに京都金杯の展望を。「1-6番ゲートの人気ランクC、D」、特に前走「3コーナー7番手以内の馬」を買いましょう。過去3年で複勝的中率67％。回収率190％。3年連続で該当馬が連対しています。

◆プロフィール　亀谷敬正（かめたに・たかまさ）　テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HP公開中。推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞ビーム2014」（サラブレBOOK）が好評発売中。