読めば今夜からテクニシャン！プロが使う「セックスの小技」（1）女性器の愛で方

いくつになってもセックスについての悩みは尽きない。とりわけテクニックは、自己満足に終始することが多いが、ちょっと待ってほしい。千差万別の女体をマンゾクさせるには、それ相応の準備が必要なのだ。そこでエキスパートの秘密テクを一挙公開。明日から性マイスターを名乗ることができるかも!?

セックステクニックの力量が最も問われる女性器への愛撫。その奥深き至高の技を惜しみなく放出する。

まずは、敏感なクリトリスへの刺激から。ラブライフアドバイザーのOLIVIAさんが語る。

「男性は指1本でクリトリスを攻めようとする方が多いですが、的を外しやすいんです。だから人さし指、中指、薬指の3本を使って周りをもみほぐすような感じで触ってあげるといいですね」

クンニリングスにもコツがある。作家の峰なゆかさんの話。

「クンニの場合は、とにかく舌を柔らかくしてほしいですね。男の人ってクンニする時は、舌に力を入れてしまうんですけど力は抜いてほしい」

AV男優の志良玉弾吾氏は、舌での愛撫をアドバイス。

「クリトリスにかぶる皮を指で剝くより、唇の柔らかい部分で剝いてあげるほうが気持ちいいですね」

さらに、女性器の周辺も立派な性感帯だけに舐め方しだいで感じ方は全然違うという。AV男優の吉村卓氏が教える。

「舌元から舌先までベロ全体を使って女性器を舐め上げるんです。女性器との接地面積が多いほど、それだけ気持ちよさは続く。女性にとったら新しい感覚ですね。できればお尻の穴からクリトリスまで舐めてあげたほうがいいですね」

とっておきの技もある。OLIVIAさんが解説する。

「きりもみといって、両手の人さし指、中指、薬指の3本を使ってクリトリスの周りを火起こしの木を挟むようにして左右にきりもみをして刺激する方法がありますね」

クリトリスへの愛撫は、膣への愛撫に突入すると、つい忘れがちなのも注意が必要だ。官能作家の川奈まり子さんが指摘する。

「勃起したクリトリスを愛撫したら、はい終わりではなく、膣、時々クリトリスというようにしてあげるといいですね。膣の中のGスポットと同時に愛撫すると有効かな。膣の中に中指の第2関節まで挿入して、指先をおなか側にクイッと上げるとＧスポットに当たる場合が多いですね」

元AV男優のチョコボール向井氏は〝指ピストン〟のコツを教える。

「指を挿入してピストンさせる時の注意点ですが。押すよりも引くことを意識してほしい。相手の表情を見ながら引く時をスムーズに。ゆっくりしたり速くしたり、反応を試してみるのがオススメです」

峰さんもあとを引き取る。

「膣のほうを舐めながら鼻でクリトリスを刺激する。二重の刺激があるという効果があるんですよね」

初心者向けには、顔全体で愛撫する方法もある。

「女性器全体に舌元から舌先まで全て接地させて、自分の顔ごとバイブのように震わせるという技がありますね」（吉村氏）

視姦プレイも女性をジュンとさせるのに十分だ。

「女性器を見てあげるだけでもいいと思います。女性は見られているという感覚で非常に快感を得られるんですね」（吉村氏）

女性の意表を突くプレイも有効だ。

「女性にフェラさせる時に、お尻を突き出しているコに下から足の親指で刺激するんですよ。足がつる可能性があるんで、事前に柔軟しておいたほうがいいですが（笑）」（吉村氏）

壮年世代には、バイブや電動マッサージ器も使いこなしたいところ。吉村氏がテクニックを教授する。

「電マの場合はクリトリスに直接する方が多いですが、女性が痛がる場合がありますので、そういう時は少しポイントを外したところに電マをくっつけて、指でクリトリスを刺激してあげたほうがいい」

さらには、想像力をかきたてるプレイも必要だ。

「バイブなんですが、挿入してから電源をONにしたほうがいいですね。そちらのほうが、挿れた時に『これがどうなってしまうのか』と女性に想像させてあげられるので。段階的に楽しめますから」（吉村氏）

そして、人肌のぬくもりが、女性には一番の安心感につながるという。吉村氏が締める。

「手を温めることがまず大事なんです。それで指の腹の全体部分を大陰唇、小陰唇を回すように同時に刺激してあげるんですね。クリトリスも唾液など、湿らせてあげてから愛撫することが大事です」

やはり女性への気遣いが肝心なようだ。