[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ワールドエースは能力が違う」

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ワールドエースは能力が違う」

2014/04/24

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ワールドエースは能力が違う」

人類対コンピュータの対決という構図が注目を集めた将棋の電王戦は、1勝4敗でまたしても人類の負け。人間側はバリバリのA級棋士である屋敷九段を大将に据えるなど、絶対に負けたくない気持ちを前面に出した布陣で固め、公式戦並みの持ち時間5時間という条件でぶつかったが、それでも機械の正確さと底なしの体力にはね返された。

コンピュータ側が局面の優劣を評価するプログラムの正確さを飛躍的に上げることに成功したことで、人間側が優位とできる部分がめっきり減ってしまったのだろう。超トップ棋士の登場はまだだが、そこを破られてしまってはまさに一大事。将棋界は難しい局面に立たされている。

コンピュータにとって最も解明が困難とされているのが競馬だ。そこには情報があふれるほど用意されているが、レース展開を読むことは難しく、道中の利不利が結果に大きくつながる。それが競馬なのだ。未来を予言することだけは、機械がどんなに進化しても難しいはずだ。

しかし、馬券を自動で購入するソフトはなかなかのスグレものらしい。サラリーマンが億の金を儲けて脱税を指摘された件があったが、今度は北海道の公務員が巨額の脱税を指摘されているという。オッズと相談して3連単を手広く買うシステムだが、その威力は侮れないものがあるようだ。

そのシステムの予想のキモは、いらない馬をピックアップすることにあるという。その作業ののちに、オッズと照らし合わせながら3連単の投網を打つ。楽しいかどうかだが、儲かるなら楽しいに違いない。

さて、マイラーズカップ。機械に「いらない馬」と片づけられるかもしれないが、ワールドエースはここが勝負なはずだ。屈腱炎で20カ月半もの休養を余儀なくされたが、無事なら三冠もと言われたほどの馬。今となっては賞金不足で出走に苦労する立場になってしまったが、だからこそ、ここで賞金加算をしたい。距離は多少短いが元の能力が違う。

相手もディープインパクト産駒で、エキストラエンド、オースミナイン、フィエロが本線。