叩いて、擦って、握りしめる「勃起ビルド体操」でシニアの血流が蘇る！（2）

「初心者コース」は時間と場所を選ばないのも忙しい人には朗報だろう。しかもその効果のほどは絶大だ。

「爪先立ちを継続することで、胸が開き、背筋がピンと伸びて体の軸が安定します。堂々とした立ち居ふるまいは、頼りがいのある印象を与えるので、男の魅力も倍増します。トイレで大便をしている時にも、亀頭を指でつまんでみたりする“コソ練”も取り入れると、より効果は高まります。あなたのムスコはあなたが愛情を注げば注ぐほど、ビンビンに蘇っていき、イザという時に期待に応える働きをしてくれるんです」

つまり、老化による血流の滞りを解消することが、勃起力アップの基本だというのである。

「ペニスビル体操の一番の目的は、男性器の機能向上、男性ホルモンの分泌といったセックス力の養成ですが、継続することで勃起寿命だけでなく、全身の若返りも期待できます。血液が全身に行き渡るようになり、新陳代謝がアップして、太りにくく疲れにくい体質に。また男性ホルモンが活発化することで、集中力や判断力、記憶力も高まり、仕事も効率化。充実感を感じられるようになり、男としての自信も芽生えてくる」

好循環が続けば、元気のなかった下半身に力がみなぎってくること請け合いだ。

「すっかり見ることのなかった朝勃ちも復活するはず。そうなってきたら、さらなる鍛錬のチャンス到来の合図。朝勃ちの状態を利用して、叩いて、擦って、握りしめてやることで、ますますあなたのアソコはビンビンになっていきます」

それだけではない。ペニスビル体操を行う際に想像力を働かせることで、勃起力、射精能力は飛躍的に向上すると秋好氏はアドバイスをする。

「女性の裸を想像したり、性行為を妄想しながら行うと、酸素の供給を高め、血流量を増やす働きを持つ一酸化窒素の生成レベルが高まり、筋力・筋量が増強。また、下半身を強化するには、日頃から想像、妄想グセをつけておくのも重要です。例えば信号待ちの際にスタイルのいい女性を見かけたら、服を脱がせたらどんなプロポーションをしているのか？ このようにイマジネーションを働かせることで、一酸化窒素の生成量が増え、血管が拡張していき、血液がドクドクと体内を巡るようになり、太くて強い下半身が出来上がっていくのです」

まさに鬼に金棒とはこのことか。