[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「前走上がり最速Oワンアンドオンリー◎」 ツイート 2014/05/29 天皇賞(春)、ヴィクトリアマイルの決着が、終わってから気がつく「連覇」。フェノーメノについては多少は意識していたファンの方が多かったのかもしれないが、それでも離れた4番人気。ヴィルシーナに至っては、結果が出たあとで「そうか、去年の勝ち馬だったか」とため息をついたファンがほとんどだったのではないか。だからこその11番人気の低評価だった。 こうしたキーワード作戦は、誰かが気がついたら終わりというのが相場。しかもオークスやダービーは一生に一度しか出走機会がないので、馬については連覇そのものができない。が、だからこそ、結果が出たあとで「連覇だったか‥‥」と気づくということもありそうだ。今春はあくまでもそこにアンテナを張り巡らすことにするつもりだ。 武豊騎手の連覇、というのはあまりにもベタ。トーセンスターダムについての彼のジャッジは「本気を出さないままで3連勝した馬。その点はすごい素質と思うんですが、皐月賞も本気を出してくれずに大敗。このダービーで本気を出してくれるかどうかは、ボクもわからない」と、前向きではなかった。 となると、生産者の連覇がキナくさい。(株)ノースヒルズマネジメントは、今年もワンアンドオンリーという有力馬を出してきており、戦績的にも可能性十分。皐月賞4着は上がり最速の脚を使ってのそれで、結果論も含めて言えば鞍上の狙いすぎだったとも言える。基本的に、今年の皐月賞は非常にレベルの高いメンバーがそろっていたと思うし、ダービーもその上位組の争い。その中で「連覇」のキーワードに頼って本命、というのはアリではないか。 皐月賞で◎を打ったイスラボニータは強いと思うが、距離延長でさらにとは思わない。その点では2着トゥザワールドの逆転を許すかもしれない。 青葉賞、プリンシパルSの路線からは、既成勢力をひっくり返すだけの馬は出ていないと見る。京都新聞杯のハギノハイブリッドの急上昇ぶりは脅威だが、殊勲の秋山騎手を乗せないという選択は解せない。こんなことでみずから勢いを失っては、やはり皐月賞組に及ばない。 唯一怖いのは、牝馬レッドリヴェールの挑戦だ。ハープスターとイスラボニータの力関係を考えると、三段論法でこの馬でも通じる。▲にはこの牝馬を抜擢。 タグ: 武豊番 ,片山良三,栗東ナマ情報,ワンアンドオンリー,天皇賞(春),ヴィクトリアマイル,連覇,フェノーメノ,ヴィルシーナ,オークス,ダービー,武豊,トーセンスターダム,ノースヒルズマネジメント,ワンアンドオンリー,皐月賞,イスラボニータ,トゥザワールド,青葉賞,プリンシパルS,京都新聞杯,ハギノハイブリッド,秋山,レッドリヴェール,ハープスター エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [愛媛県] [韓国] [鹿児島県] [新潟県] [岐阜県] [静岡県] [新潟県] [香川県] [茨城県] [福島県]
天皇賞(春)、ヴィクトリアマイルの決着が、終わってから気がつく「連覇」。フェノーメノについては多少は意識していたファンの方が多かったのかもしれないが、それでも離れた4番人気。ヴィルシーナに至っては、結果が出たあとで「そうか、去年の勝ち馬だったか」とため息をついたファンがほとんどだったのではないか。だからこその11番人気の低評価だった。
こうしたキーワード作戦は、誰かが気がついたら終わりというのが相場。しかもオークスやダービーは一生に一度しか出走機会がないので、馬については連覇そのものができない。が、だからこそ、結果が出たあとで「連覇だったか‥‥」と気づくということもありそうだ。今春はあくまでもそこにアンテナを張り巡らすことにするつもりだ。
武豊騎手の連覇、というのはあまりにもベタ。トーセンスターダムについての彼のジャッジは「本気を出さないままで3連勝した馬。その点はすごい素質と思うんですが、皐月賞も本気を出してくれずに大敗。このダービーで本気を出してくれるかどうかは、ボクもわからない」と、前向きではなかった。
となると、生産者の連覇がキナくさい。(株)ノースヒルズマネジメントは、今年もワンアンドオンリーという有力馬を出してきており、戦績的にも可能性十分。皐月賞4着は上がり最速の脚を使ってのそれで、結果論も含めて言えば鞍上の狙いすぎだったとも言える。基本的に、今年の皐月賞は非常にレベルの高いメンバーがそろっていたと思うし、ダービーもその上位組の争い。その中で「連覇」のキーワードに頼って本命、というのはアリではないか。
皐月賞で◎を打ったイスラボニータは強いと思うが、距離延長でさらにとは思わない。その点では2着トゥザワールドの逆転を許すかもしれない。
青葉賞、プリンシパルSの路線からは、既成勢力をひっくり返すだけの馬は出ていないと見る。京都新聞杯のハギノハイブリッドの急上昇ぶりは脅威だが、殊勲の秋山騎手を乗せないという選択は解せない。こんなことでみずから勢いを失っては、やはり皐月賞組に及ばない。
唯一怖いのは、牝馬レッドリヴェールの挑戦だ。ハープスターとイスラボニータの力関係を考えると、三段論法でこの馬でも通じる。▲にはこの牝馬を抜擢。