[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「戸崎騎手＆内田騎手が狙い頃」

日本ダービーが中央競馬の頂点レースだとすれば、ディープインパクトは最強の種牡馬です。昨年ディープ産駒のキズナが、一昨年もディープブリランテが勝利。3着も同産駒のトーセンホマレボシ。

そして、ディープ産駒にはすごく簡単な馬券術があります。ズバリ「重賞で外国人騎手が乗った馬を買う」。これだけで4年近くにわたり、毎年プラス収支を記録しているのです。11年以降の単勝回収率は171%。複勝回収率は135%。4年連続で単勝回収率はプラス収支「そんなの結果論じゃないか！！」。そう思う方は、ぜひYouTubeで「亀谷敬正の血統データラボ」を検索してご覧ください。この番組は中日新聞杯の前日にネットで生中継されたのですが、先のデータを番組でも出して外国人騎手のディープ産駒・マーティンボロを本命に指名。みごと単勝30倍で勝利しました。

「ディープ産駒に外国人騎手が乗るパターン」が大幅プラスになるのは、ディープ産駒は素質馬が多く、外国人騎手はうまい。そんな当たり前の話に加え、相対的な理由もあります。それは「ディープ産駒で人気を裏切る騎手」がいるからです。

例えば、重賞でディープ産駒に最も乗っているのは川田騎手ですが、単勝回収率は52%。5人気以内の人気馬に限定しても52%。次に乗っている岩田騎手が62%。そして福永騎手は25%。5人気以内も30%。いずれも標準値の75%を大きく下回っています。

いずれもリーディング上位の騎手ですから、下手だとは言えません。ディープ産駒は重賞で5人気以内に支持された場合の回収率が55%ですから、人気馬に乗りやすいリーディング上位騎手は期待値の面では不利なのです。

とフォローも終えたところで（笑）、今年のダービーは、騎手の面でも人気の面でもディープ産駒のベルキャニオンとワールドインパクトは狙い頃です。戸崎騎手は重賞のディープ産駒の単勝回収率は151%。複勝回収率は129%。内田騎手は単勝177%。複勝96%。ディープ産駒の期待値が上がる6人気以下なら絶好でしょう。

◆プロフィール 亀谷敬正（かめたに・たかまさ） テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HP公開中。推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「血統ビーム黄金ガイド」(ガイドワークス)が好評発売中。