[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「札幌2歳Sはハービンジャー産駒」 ツイート 2014/09/04 8月24日現在、新種牡馬ハービンジャーの産駒は5勝をあげています。今年の2歳世代の勝ち星ランキングはディープインパクトと並ぶ5位タイ。上々の滑り出しですが、勝ち上がった馬の傾向には大きな偏りがあります。 勝ち馬5頭は全て北海道(札幌、函館)であげたもの。北海道は路盤が洋芝(他場は野芝)の小回りコース。馬力が要求される競馬場で有名です。 また、勝ち馬4頭は社台系のノーザンファーム生産馬。そして勝ち上がった5頭は全て母系にサンデーサイレンスを持つ馬。いわゆる良血の繁殖牝馬たちです。 つまり、社台グループはハービンジャーが得意とする北海道の洋芝に狙いを定め、サンデーの血を持つ良血牝馬の子を懸命に勝ち上がらせているのです。 もちろん、どんなにゴリ押しをしても、種牡馬自体があまりにも能力がない場合、勝ち上がることはできません。 「北海道で勝ち上がらせよう」という社台グループの期待にしっかりと応えたハービンジャーは立派です。 馬券の面でも、社台系生産のハービンジャー産駒は、北海道芝で単勝回収率154%。複勝回収率114%。複勝的中率67%。非常に優秀な成績を収めています。 北海道の洋芝で行われる札幌2歳S(9月6日(土))は、社台グループとしては、できることならハービンジャー産駒に勝たせたい舞台。その期待に応えられるでしょうか。 ハービンジャー同様、社台グループのミッションにみごと応えているのが、ゴールドアリュール産駒です。8月24日現在、現2歳馬のゴールドアリュール産駒は7勝。ディープインパクトを上回る勝ち星を収めています。 ゴールドアリュール産駒は5勝がダート。全て社台グループ生産馬。ハービンジャーが北海道の洋芝要員だとすれば、ゴールドアリュールは社台のダート要員。その任務をみごとに果たしています。 ただし、ゴールドアリュールが社台のダート要員として活躍しているのは、半ば既定路線。馬券的におもしろくありません。むしろゴールドアリュール産駒は「非社台系」の生産馬が「芝」のレースで結果を出している点に注目すべきでしょう。 非社台ファーム生産のゴールドアリュールは、芝で単勝回収率300%。社台に植え付けられているダートのイメージよりも、芝種牡馬としてのポテンシャルが高いことによって、期待値が上昇しているのです。 ◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ) テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com。推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「血統ビーム黄金ガイド」(ガイドワークス)が好評発売中。 タグ: 亀谷敬正,一攫千金穴馬ドリル,札幌2歳S,ハービンジャー産駒,ディープインパクト,ゴールドアリュール産駒 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [滋賀県] [愛媛県] [青森県] [愛媛県] [静岡県] [北海道] [茨城県] [沖縄県] [宮城県] [石川県]
8月24日現在、新種牡馬ハービンジャーの産駒は5勝をあげています。今年の2歳世代の勝ち星ランキングはディープインパクトと並ぶ5位タイ。上々の滑り出しですが、勝ち上がった馬の傾向には大きな偏りがあります。
勝ち馬5頭は全て北海道(札幌、函館)であげたもの。北海道は路盤が洋芝(他場は野芝)の小回りコース。馬力が要求される競馬場で有名です。
また、勝ち馬4頭は社台系のノーザンファーム生産馬。そして勝ち上がった5頭は全て母系にサンデーサイレンスを持つ馬。いわゆる良血の繁殖牝馬たちです。
つまり、社台グループはハービンジャーが得意とする北海道の洋芝に狙いを定め、サンデーの血を持つ良血牝馬の子を懸命に勝ち上がらせているのです。
もちろん、どんなにゴリ押しをしても、種牡馬自体があまりにも能力がない場合、勝ち上がることはできません。
「北海道で勝ち上がらせよう」という社台グループの期待にしっかりと応えたハービンジャーは立派です。
馬券の面でも、社台系生産のハービンジャー産駒は、北海道芝で単勝回収率154%。複勝回収率114%。複勝的中率67%。非常に優秀な成績を収めています。
北海道の洋芝で行われる札幌2歳S(9月6日(土))は、社台グループとしては、できることならハービンジャー産駒に勝たせたい舞台。その期待に応えられるでしょうか。
ハービンジャー同様、社台グループのミッションにみごと応えているのが、ゴールドアリュール産駒です。8月24日現在、現2歳馬のゴールドアリュール産駒は7勝。ディープインパクトを上回る勝ち星を収めています。
ゴールドアリュール産駒は5勝がダート。全て社台グループ生産馬。ハービンジャーが北海道の洋芝要員だとすれば、ゴールドアリュールは社台のダート要員。その任務をみごとに果たしています。
ただし、ゴールドアリュールが社台のダート要員として活躍しているのは、半ば既定路線。馬券的におもしろくありません。むしろゴールドアリュール産駒は「非社台系」の生産馬が「芝」のレースで結果を出している点に注目すべきでしょう。
非社台ファーム生産のゴールドアリュールは、芝で単勝回収率300%。社台に植え付けられているダートのイメージよりも、芝種牡馬としてのポテンシャルが高いことによって、期待値が上昇しているのです。
◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ) テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com。推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「血統ビーム黄金ガイド」(ガイドワークス)が好評発売中。