[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「ディープ産駒が重賞で激走する理由」

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「ディープ産駒が重賞で激走する理由」

2014/11/20

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「ディープ産駒が重賞で激走する理由」

今年行われた京都芝1600メートル重賞は強烈な必勝法がありました。ディープインパクト産駒を買う。たったこれだけです。

京都金杯はエキストラエンドが1着。2着もオースミナイン。シンザン記念のディープ産駒はたった1頭のミッキーアイルが1着。京都牝馬Sは1着がウリウリ、2着がドナウブルー。そしてマイラーズCも4頭出走したディープ産駒が1、2、3、5着。

もちろんこれは結果論ですが、京都金杯、マイラーズCのいずれも大本線で的中させているので、馬券的にもすでに大儲けはしています。ユーザーの皆さんには何度でも振り返りたい思い出ではありますが(笑)、問題はマイルCSですね。

特別登録だけでディープ産駒は6頭。本誌ではエキストラエンド、ネット競馬ではダノンシャーク、競馬王ではトーセンラー、サラブレではフィエロ、競馬予想TVではミッキーアイル、HPではワールドエースと、各連載媒体で本命を全部変えてどれかが来れば当たったことに‥‥なんてもちろんしません(笑)。HPの最終決断で本命にした馬が馬券になった時のみ的中とする方針は20年近く一貫していますので。

実は、ディープインパクト産駒は京都芝1600メートル自体はそれほど得意ではありません。条件戦での同産駒の単勝回収率は43%。複勝回収率は66%。標準以下の成績です。

にもかかわらず、重賞ではディープ産駒が走りまくるのは、同種牡馬の産駒は「中距離戦線から転戦した際の対応力、期待値が高い」特性と「外国人騎手が乗ると秘めた能力を発揮しやすい」特性を持った血統だからです。

京都金杯を勝った時のエキストラエンドも鞍上はルメール。前走は中距離重賞(毎日王冠)、マイルCSを勝った際のワールドエースも鞍上はシュタルケ。前走は2000メートル(富士S)で2走前はダービー。

この説に基づいてマイルCSで買うべきディープ産駒はトーセンラーかワールドエース。ちなみに、HPの最終予想では他の種牡馬の産駒を本命にするかもしれませんが、仮にハズレてディープ産駒が勝っても、あとから当たったとは言いません(笑)。


◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ) テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com。推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「血統ビーム黄金ガイド」(ガイドワークス)が好評発売中。