[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「レッツゴードンキを信頼する！」

今週末12月14日もWIN5は14時40分発走の美浦S（中山10R）からスタート。なお、14時50分発走のこうやまき賞（中京10R）は対象レースではありません。お間違えのないようご注意ください。

WIN【3】のカペラSは臨戦過程でしぼり込めそうな一戦。前走が地方のダートグレード競走だった馬や、前走のレース終盤で大きく失速した馬は過信禁物。また、JRA、かつダ1400メートル以上、かつ1000万下から上のクラスのレースで優勝経験がない馬は08年以降〈0 1 3 38〉。今回よりも長い距離のレースに実績がある馬を重視しましょう。

WIN【5】の阪神JFも前走やそれ以前のレースぶりがポイント。06年以降の傾向を見ると、前走の着順が3着以下だった馬は〈0 1 1 50〉、前走がJRAのレース、かつ前走の上がり3ハロンタイムが出走メンバー中3位以下だった馬は〈0 1 2 65〉と、それぞれほとんど好走例がありません。また、4着以下に敗れてしまった経験がある馬も苦戦していました。

特別登録を行った馬のうち、以上の傾向を全てクリアしているのはアルマオンディーナ、オーミアリス、コートシャルマン、コルボノワール、レッツゴードンキ、ロカの6頭だけです。

抽選対象ではない馬の中から選ぶなら、最も信頼できそうなのはレッツゴードンキ。2着とはいえ、前走の内容は申し分ありませんし、芝1600メートル以上のレースに十分な実績がある点も強調できます。2戦2勝のコートシャルマンも、距離延長が極端に応えるタイプではないでしょう。

もう1頭あげるならファンタジーS2着のダノングラシアス。前走の上がり3ハロンはメンバー中3位だったものの、上位入線馬の中では、やや抜けていました。

◆プロフィール 伊吹雅也（いぶき・まさや） 「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「現在の勝負気配が分かる 騎手×調教師 黄金タッグ」（ガイドワークス）が好評発売中。