[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「先物買いでアドマイヤデウス」 ツイート 2015/01/15 武豊騎手が2015年の開幕週で4勝を固める好スタート。初日に3勝をあげて久々のリーディング復帰を決めた時点でそのお祝いを言うと、満面の笑みで「300勝ペースですよ」と親指を立ててくれた。ちゃかさないで、とでも言うのかと思ったのに、想像を超える前向きな反応が返ってきて、状態のよさを確信できた。 昔から「年が改まることで気持ちがリセットできる、その感覚が好き」と言っていたのが武豊騎手で、GI未勝利に終わった14年のモヤモヤを年越しでうまく一掃できたということなのだろう。翌日は1勝に終わったが、その1勝がメインの万葉Sで見せた名人芸。公平に見て少し力が落ちるステラウインドを、終始内ラチ沿いの経済コースに導き、これしかないタイミングで抜け出してギリギリしのぎ切るという天才騎乗だったのだ。 彼がまだ新人の頃、「ボクが乗せてもらえる馬は、トップジョッキーが乗っている馬たちより時計も力も少し不足しているわけですが、そこを何とかして五分に持ち込んでアピールしたい」と言っていた、あの頃の上昇志向が戻ってきたようで、元祖・武豊番記者としてはうれしいことばかりの正月競馬だった。 傑出馬不在のメンバーで戦うことになりそうな今年の日経新春杯。ただでさえ難しいのに、そのうえハンデ戦。武豊騎手が騎乗するトウシンモンステラは、昇級していきなりのG2というシチュエーションだが、それでも勝負になりそうなイメージはある。初心を取り戻した45歳の天才騎手のさばきに注目し続けたい。 本命は、ダービー以来の久々でも、アドマイヤデウスの潜在能力の高さに期待。若葉Sで負かしたウインフルブルームが京都金杯を快勝しているように、明け4歳世代が大暴れしそうな予感。7カ月ぶりの実戦だけにリスクはあるが、先物買いで好配当を狙う。 タマモベストプレイは、強い相手と戦い続けてきたが、ここは久しぶりにみずからが格上。力の違いを示すシーンも十分。 ゼンノルジェロも、カウントダウンSの勝ちっぷりが圧巻。屈腱炎で!年半のブランクがあった馬だけに、明け7歳でも馬体は若々しく、初重賞でも警戒が必要かも。 それでも、やっぱり気になるのは明け4歳勢。マテンロウボス、ラングレー、ハギノハイブリッドは、どれも大駆けがあって不思議ない。 タグ: 武豊番 ,片山良三,栗東ナマ情報,アドマイヤデウス,ステラウインド,日経新春杯,トウシンモンステラ,ウインフルブルーム,タマモベストプレイ,ゼンノルジェロ,マテンロウボス,ラングレー,ハギノハイブリッド エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [東京都] [静岡県] [愛媛県] [東京都] [韓国] [東京都] [長野県] [北海道] [三重県] [山梨県]
武豊騎手が2015年の開幕週で4勝を固める好スタート。初日に3勝をあげて久々のリーディング復帰を決めた時点でそのお祝いを言うと、満面の笑みで「300勝ペースですよ」と親指を立ててくれた。ちゃかさないで、とでも言うのかと思ったのに、想像を超える前向きな反応が返ってきて、状態のよさを確信できた。
昔から「年が改まることで気持ちがリセットできる、その感覚が好き」と言っていたのが武豊騎手で、GI未勝利に終わった14年のモヤモヤを年越しでうまく一掃できたということなのだろう。翌日は1勝に終わったが、その1勝がメインの万葉Sで見せた名人芸。公平に見て少し力が落ちるステラウインドを、終始内ラチ沿いの経済コースに導き、これしかないタイミングで抜け出してギリギリしのぎ切るという天才騎乗だったのだ。
彼がまだ新人の頃、「ボクが乗せてもらえる馬は、トップジョッキーが乗っている馬たちより時計も力も少し不足しているわけですが、そこを何とかして五分に持ち込んでアピールしたい」と言っていた、あの頃の上昇志向が戻ってきたようで、元祖・武豊番記者としてはうれしいことばかりの正月競馬だった。
傑出馬不在のメンバーで戦うことになりそうな今年の日経新春杯。ただでさえ難しいのに、そのうえハンデ戦。武豊騎手が騎乗するトウシンモンステラは、昇級していきなりのG2というシチュエーションだが、それでも勝負になりそうなイメージはある。初心を取り戻した45歳の天才騎手のさばきに注目し続けたい。
本命は、ダービー以来の久々でも、アドマイヤデウスの潜在能力の高さに期待。若葉Sで負かしたウインフルブルームが京都金杯を快勝しているように、明け4歳世代が大暴れしそうな予感。7カ月ぶりの実戦だけにリスクはあるが、先物買いで好配当を狙う。
タマモベストプレイは、強い相手と戦い続けてきたが、ここは久しぶりにみずからが格上。力の違いを示すシーンも十分。
ゼンノルジェロも、カウントダウンSの勝ちっぷりが圧巻。屈腱炎で!年半のブランクがあった馬だけに、明け7歳でも馬体は若々しく、初重賞でも警戒が必要かも。
それでも、やっぱり気になるのは明け4歳勢。マテンロウボス、ラングレー、ハギノハイブリッドは、どれも大駆けがあって不思議ない。