[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「ディープ産駒で儲ける○得条件！」

新番組「競馬血統研究所」（CSフジテレビONE）では「1頭の種牡馬を覚えるだけでも馬券は勝てる」と提唱させてもらいましたが、これに関連するのが「馬券的に意味のない種牡馬を10頭覚えるぐらいなら、強い種牡馬の特徴、買える条件を10個覚えたほうがいい」というもの。

例えば、日本の芝最強血統のディープインパクト。さすがに出てきた馬を全部買っていては厳しいですが、ちょっとした「買い条件」をしぼり、該当する馬を買い続ければ簡単に儲かります。

もっと言うなら、ヘタな印象だけで他の弱い種牡馬の馬券を買うぐらいなら、ディープの買い方だけを徹底的に研究したほうが、馬券の対費用効果は高いでしょう。

ディープ産駒の儲かる条件の一つに「芝1800～2000メートル重賞」の「ハンデ戦」で「推定人気順位5位以下の人気薄」を狙う方法があります。この条件に該当する馬は、13年以降の単勝回収率が217%。複勝回収率は150%。3年連続で単勝回収率は150%を超えています。

さらにしぼり込むなら「前走6着以内」の好調馬。該当馬の複勝的中率は46%。単勝回収率308%、複勝回収率214%と的中率、回収率ともに上昇します。

ハンデの中距離重賞で、前走もそこそこ走っているのに、なぜか人気がないディープ産駒を買えば儲かってしまうのです。なお「推定人気順位」とは人気を90%以上の精度で反映させる指数のこと。つまり、当日人気以下でも、ほぼ代用可能ではあります。

なぜ、そのような面倒な指数を使うかというと、ボクが本命にする馬は、オッズ（人気順位）が異常に動く馬が多いから。出演した番組で本命にする馬も、人気が急激に上昇する場面があるように、最終的には5人気になるような馬（当然、推定人気も5位前後）でも、1人気になったりするケースが多々あります。

これでは人気を基準に馬券を買えないので、推定人気順位を目安にして馬券を買うのです（なお推定人気順位は亀谷HPで無料公開中）。

函館記念もディープ産駒は複数出走予定。先の条件に該当する馬は押さえましょう。

◆プロフィール 亀谷敬正（かめたに・たかまさ）テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞ビーム2015」(KADOKAWA／エンターブレイン)が好評発売中。