[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「レッドリヴェール中心不動！」

札幌競馬開催中の週末の宿泊事情が年々悪化しているように感じる。宿泊料金の上げ下げの極端さは何も札幌に限ったことではないのだが、ふだんなら1泊6000円程度のリーズナブルなホテルなはずが、その時だけ数倍の料金の超高級ホテルに変身してしまう（もちろん値段だけ）というのは、どうにも納得がいかない。

需要と供給のバランスと言われたらそれまでだが、それが遠路からの客足を遠ざけているとしたら残念なことではないか。こういう実態に直面した時に、一年中同じ料金の某ホテルチェーンのやり方が好ましく思えたりもする。

それともう一つ。札幌は1年を通して中国や韓国からの団体客がたくさん訪れるのも宿泊事情の悪化につながっている要素。これに加えて人気アーティストのライブが重なってしまった時には、まったく予約が取れなくなることもあるので予定を組む時には飛行機よりも、まずホテルの確保を急ぐことが必須だ。

さて、開幕週のメインはクイーンS。牝馬限定の重賞なのでもともと頭数は少なめだが、今年は特に薄めのメンバー。武豊騎手がスマートレイアーで遠征を予定していたが、体調が整わないことから回避が決まり、ジョッキーも小倉で騎乗することになった。

となると、目玉は札幌にフル参戦するというルメール騎手。ここも、1番人気のレッドリヴェール騎乗が決まっている。馬の格的にも中心は不動と言わざるをえない。

相手はようやく復調したブランネージュ。条件戦を勝ったばかりだが、もともとは秋華賞4着の実績馬で、格負けはないところ。

イリュミナンスは、好調続く松永幹夫厩舎の勢いが怖い。実績上位のフーラブライド、勢いあるアカネイロにもチャンスあり。

新潟の名物重賞アイビスサマーダッシュは、あらためてセイコーライコウを狙いたい。鈴木康厩舎の解散に伴う新生・竹内厩舎への転厩後、勝ち星がないが、レース内容は着実に良化中。直線競馬への適性は現役トップと言っていい抜けた存在だ。黙って頭から狙う。