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夏休みJKのグレーな性域を潜入ルポ! | アサ芸風俗

夏休みJKのグレーな性域を潜入ルポ!

夏休みJKのグレーな性域を潜入ルポ!

2015/09/11

夏休みJKのグレーな性域を潜入ルポ!

本腰を入れた警察の摘発で「JK脱法ビジネス」は廃れていったかと思いきや、女子高生を売り物にした「グレーなエロスポット」が形を変えて繁盛していた。いったいソレは何ぞや、という珍妙かつギリギリな“性域”でアルバイトに励む現役JK。本誌記者は彼女たちの新たな性態を目の当たりにした!


「胸のあたりの筋肉が好きなの。ちょっと触らせて」

ニキビが残るあどけない顔の女の子は大胆に手を伸ばすと、記者の上半身をソフトタッチでなでていく。

「そ、それは、まずいと思うんだけど‥‥」

戸惑う記者にイタズラな笑みを浮かべ、その手はゆっくりと下腹部に向かう。

「もうそろそろ時間だけど、延長はどうするの?」

挑発するような目に、思わず生唾を飲み込んだ音が狭い個室に響いた─。

平日の午後7時過ぎ。新宿・歌舞伎町では客の呼び込みをするホストや、仕事に向かうきらびやかなドレスをまとったキャバクラ嬢の姿が目につく。そんな夜の光景に交じって、飲食店が入る雑居ビル前で私服姿の若い女の子がチラシを配っていた。受け取ると、「占い」と「癒やし」の文字が目に付く。この「S」とはどんなお店なのか尋ねると、

「女子高生が占いをしたり、お話をして、心の悩みを癒やすお手伝いをしています」

エレベーターに乗り、ドアが開くと「いらっしゃいませ」という明るい男性店員の声で出迎えられる。猫の額のように狭い玄関で靴を脱ぎ、入り口そばのパイプ椅子に座った。

「6人の女の子から選んでください。全員、高2です」

見せられたポラロイド写真には、制服を着た女の子ばかり。新垣結衣に似たあみちゃん(仮名)を指名する。受付の真後ろにあるカーテンで区切られた3部屋はすでに2つが埋まっていて、盛況のようだ。

基本料30分3000円、指名料1000円を支払い、小さな机と座布団が置かれた約2畳のスペースで待っていると、

「指名ありがと~」

と甲高い声で小柄なあみちゃんが入ってきた。ノースリーブにホットパンツというユルい格好だ。向かい合って座ると、吐息が届くくらいの距離である。

「制服に着替えるなら、追加で2000円だよ」

年下にタメ口で話しかけられるのも何だか新鮮なような。「追加」をやんわりと断ると、彼女は自己紹介を始めた。学校ではテニス部に所属して、趣味はカラオケ。夏休み期間中は週4日で働いているというのだが、会話中にチラチラと黒のブラひもを見せてくるのが気になり、ほとんど耳に入らない。さらに今度は前かがみになって、ざっくりとした胸元からは谷間がパックリ‥‥。明らかに「確信犯」的なのだ。誘惑を振り払うため、占いをお願いした。

「入店した時に店長から本を渡されて勉強したから、手相占いが得意だよ」

記者の左手を握り、ジッと凝視する。柔らかい手の感触にドキドキ。

「恋愛運がマジいいね。結婚相手に恵まれたでしょ」

「まだ結婚してないです」

「お金がたまりやすくて、ギャンブル運があるよね」

「先週のパチンコで給料の半分を溶かしました‥‥」

「40代から運気がよくなるんじゃない、たぶん」

最後はややなげやりなアドバイスで、占いは5分で終了した。

再びトークタイムに戻ると、突然、冒頭のようにあみちゃんの雰囲気が変わりエロスが加速する。

「男の人の体っていいよね。鎖骨が好きでさ」

と記者の鎖骨をソフトタッチでスリスリ。その手はしだいに下りて、まさぐるように胸をなでてから、たるんだおなかを優しく揉んでいく。が、下腹部に届く直前で急に手を離した。若いながら小悪魔なテクニックを身につけているようだ。

あっという間に30分が経過。思い切って「裏オプション」の存在について聞いてみた。

「この店では、本番とかヌキ行為はやってないよ。期待して交渉してくるお客さんは多いけどね」

それでも女子高生と個室での「お話」を目当てにリピーターとなり、30代から70代まで幅広い客が足を運ぶという。「寸止め」の興奮がリピーターを呼ぶのか、あるいは常連客にのみ「裏メニュー」が知らされるのか‥‥。

制服を着た女子高生(JK)が「リフレ(マッサージ)」や「お散歩」などのサービスを行う「JKビジネス」。親密すぎる行為が問題化し、援助交際や売春の「裏サービス」も指摘される中、労働基準法違反や児童福祉法違反で経営者らが相次いで摘発されている。愛知県では7月から青少年保護育成条例を施行して、「JKビジネス」が全面規制されるなど、取り巻く環境が厳しくなっているのだが、しぶとく生き残っているようだ。

本誌アラフォー記者は続いて、「派遣型見学店」をうたう「X」に出向いた。

見学店といえば、客側の個室と女の子の大部屋がマジックミラーで仕切られ、制服姿の彼女たちがしゃべっている様子や、漫画を読んでいる「日常」をのぞいて楽しむというもの。気に入った女の子を指名すると、個室の前で脱いだりオナニーをしていたが、現役の女子高生を働かせて摘発されるケースが増え、店舗数は右肩下がりに。そんな中、見学店でありながら「派遣型」というよくわからない形態が気になって、潜入することにした。

最寄り駅から電話をして、指定されたレンタルルームに入る。シャワールームとベッドがあるだけの狭小スペースである。店のシステムは、基本料金60分1万円、指名料1000円。通常の見学店のようにパンティを見せたりオナニーをしたりするという。オプションでハグ1000円やお尻まくら2000円など「JKリフレ」同様のサービスが追加可能だ。

5分と待たずにドアがノックされ、石原さとみに似たぼってりとした唇がセクシーな真奈ちゃん(仮名)が入室。ブレザータイプの制服を着て、脚はスラリと細い。年齢を確認すると、意味深な表情でごまかされてしまった。「なんちゃってJK」なのかも。

「そろそろ見学プレイを始めますね」

なるほど、仕切りを取り払った「ナマ見学」。これが「派遣型」なのか。

彼女は間接照明の淡い明かりが照らすベッドに移動すると、壁に背中を預けるように寄りかかって座り、こちらに向かってゆっくりと股を開いた。

広げた脚の間から紫色の下着が見える。

「は、恥ずかしいです」

言葉とは裏腹に、左手で胸を揉みながら、下着の上から陰部を大胆にイジりだした。切ない吐息はしだいに荒くなり、下着の隙間からスルリと指を滑らせる。テラテラと光った人さし指をこちらに向ける。本気で濡れているようだ。悶々とした記者の股間の膨らみに気づいたのか、彼女はおもむろにこう切り出した。

「実はお店のホームページには載っていない、別のオプションがあるんです」

そう言って手書きの紙を渡してきた。そこには「手コキ2000円」「ピンクローター2000円」「オールヌード(お触り可能)5000円」など、10種類以上の裏メニューがある。見学店でありながら、風俗とまるで変わらない内容だ。

「初めてのお客さんは裏メニューの存在を知らないので驚きますね。本番とかフェラですか? 内緒でやっている女の子がいても店にはバレないでしょうね」

本番行為はしていないと否定したが、含み笑いが気になった。まさに「グレー」で「ギリギリ」な何とも言えぬ“性域”である。

最後に向かったのは「JKビジネス」の聖地・秋葉原。競争が激化する中、女の子がおむすびを握るカフェ「G」が人気だとか。

広い店内の右側にカウンターがあり、私服の女の子が3人座っていた。入り口正面には券売機が置かれ、店員が説明をする。

「女の子を指名しない場合は、おむすび(2つ)800円、みそ汁500円、ドリンク500円。それぞれチケットを買ったら女の子に渡してください。3分間ずつお話しできます」

全て購入してカウンター左端の女の子に渡した。

「松宮咲(仮名)、高校1年です。おむすびを6種類から選んでください」

鮭とおかかをお願いすると、炊飯器から御飯をサランラップの上に乗せた。味見なのか、鮭を入れる前に記者を見つめておねだりするような表情でパクリ。それから目の前で握りだした。同じようにおかかも作ると、3分間のトークタイムが始まる。どんな客が多いのか聞いてみると、

「フェチっていうのか、女の子がおむすびを握る姿を見て喜ぶ男性はいっぱいいます」

残念ながら記者にそうした趣味はなかったが、20回以上来店している常連もいるという。次に「おみそ汁」の席に移ると、同じく高1だという子は無愛想にインスタントのみそ汁をカウンターに置いた。話も盛り上がらず、早々に「ドリンク」の席に移動すると坂下千里子似の女性が接客をしてくれたのだが、

「これまで援助交際を持ちかけられたことは?」

と聞いたとたん、不機嫌になってしまった。そのままトークは終了し、カウンターから離れた壁際のテーブル席に案内される。そこで1人黙々と、「グレーエロス」の境界線の奥深さをかみしめながら、おむすびを食べて店を後にした‥‥。