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【一杯酒場】 大阪・野田阪神「大衆酒場 お多福」 | アサ芸風俗

【一杯酒場】 大阪・野田阪神「大衆酒場 お多福」

【一杯酒場】 大阪・野田阪神「大衆酒場 お多福」

2015/12/24

【一杯酒場】 大阪・野田阪神「大衆酒場 お多福」

料亭出身3代目のアイデア料理に大阪酒場文化の底知れなさを見た

阪神電鉄とJRの野田駅を結ぶように伸びる「野田新橋筋商店街」を折れるとすぐ、年季の入った紺地ののれんが目に入る。ガラッと引き戸を開けるとコの字のカウンター。午前中から夜の10時までという長い営業時間を家族で入れ代わり立ち代わり切り盛りする、心落ち着く大衆酒場だ。

ガラスケースに並ぶ刺身をはじめとした小皿・中皿のおつまみもさることながら、酒好きがうならされるのはなんといっても若き3代目の手による絶品料理。そのどれもが300円~400円という安さに驚く。創業70年を誇る老舗酒場の厨房に3代目が入るようになったのは3年ほど前。京都の料亭で経験を積んだというのも納得の、手の込んだメニューばかりだ。

鶏の肝、豚足、鶏ミンチや豚ミンチを練り上げ、パプリカ、ズッキーニなどとあえた「豚肉のパテ」は、高級フランス料理店にいるかと錯覚するほどの美味しさだ。「明石焼風オムレツ」は、ふわりとした卵の食感の中からタコが飛び出すアイデア料理。丁寧に下ごしらえされたホクホクの里芋がとろりと甘い餡と絡み合う「里芋饅頭」は女性にも人気だという。「槽業当時からこれ一本」だという和歌山の清酒、大盛力のキリッとした後味と合わせるのもおすすめ。大阪の酒場文化の底知れなさを感じる名店である。


大衆酒場 お多福
住所:大阪府大阪市福島区吉野2-13-14
電話:非公開
営業時間:月・火、木~土10:00~22:00 日・祝10:00~22:00
定休日:水