[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「｢クイーンC｣は内枠が狙い目!」

2月13日（土）のクイーンCは「芝1600メートルを上がり最速で勝利」した実績が重要なレース。過去5年のクイーンCにて、芝1600メートルを上がり1位で勝利経験馬は、複勝率50%。複勝回収率136%。
 
11年はデルマドゥルガーが3着。12年はエクセラントカーヴが6番人気3着。13年はスイートサルサが2着、3着同着のイリュミナンス、ジーニマジックはいずれも該当馬。14年はマジックタイムが2着。15年はキャットコインが1着、ミッキークイーンが2着しました。

なお、上がり順位は一般的な馬柱には載っていないケースもありますが、亀谷HPで無料掲載している馬柱には掲載されています。

上がり順位もそうですが、「一般的な馬柱には載っていないけれども、結果と関連性があるデータ」を集めることは競馬で勝つには非常に効果的です。他では「牡馬混合戦での勝利経験馬」も期待値が高いレース。牡馬混合戦芝1600メートル以上の500万より上のクラスで勝利経験馬は過去5年で7頭出走して複勝率86%、複勝回収率220%。
 
11年にホエールキャプチャが1着、マイネイサベルが5番人気2着、デルマドゥルガーが3着。12年にヴィルシーナが1着。14年にマジックタイムが2着。15年にキャットコインが1着。

以上2つの条件のいずれかに該当する馬の中でも、前走重賞でそこそこ走っていた馬は人気にはなるでしょうが信頼度は高いです。

阪神JF組なら1秒差以内、それ以外の重賞なら0.5秒差以内の馬が過去5年で10頭馬券になっています。

血統の傾向は、スピード重視。特に人気薄で走った馬はスピード指向が強いです。父か母父がマイル以下のスピード勝負に強い「Pサンデー系」は過去5年で4頭が馬券に。6番人気以下でもエクセラントカーヴとジーニマジックが好走。あとは、去年のキャットコインやアンドリエッテのように母系が米国型の血統で仕上がりが早いタイプも注目です。

なお「Pサンデー系」や「米国型」といった血統も亀谷HPの無料出馬表でご覧いただけますので参考にしてください。

また、クイーンCはもともと内を器用に回る馬に有利になりやすいレースですが、今年の開幕週の東京芝は内が圧倒的に有利な馬場でした。この傾向が続くようなら、先にあげたポイントに該当する内の馬を思いっ切り買いましょう。

◆プロフィール 亀谷敬正（かめたに・たかまさ）テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞ビーム2015」(KADOKAWA／エンターブレイン)が好評発売中。