[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「キャンベルジュニアの1頭勝負!」

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2016/03/31

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「キャンベルジュニアの1頭勝負!」

今週日曜はGⅠこそないものの、2重賞に加えてオープン特別2鞍がWIN5対象レースとなっています。

WIN2のマーガレットSは、前走で2着以下、かつ1位入線馬に0.8秒以上のタイム差をつけられていた馬が10年以降〈0 1 1 29〉。距離適性が高そうな前走好走馬を重視しましょう。

WIN3の伏竜Sも前走で2着以下、かつ1位入線馬に0.9秒以上のタイム差をつけられていた馬は12年以降〈0 0 0 19〉と好走例なし。前走が重賞や芝のレースだった馬を含めても、大敗直後の馬は苦戦していました。

WIN4の大阪杯は、前走の内容をさらに強く問われる一戦。馬齢が6歳以上だった馬は11年以降〈0 1 3 30〉、前年か同年にJRA、かつ2000〜2400メートルのレースで優勝経験がない馬は11年以降〈0 1 0 32〉。高齢馬や、しばらく勝ち切れていない馬も過信禁物と見るべきでしょう。

有力候補はこれらの条件を全てクリアしているアンビシャス、キタサンブラック、ショウナンパンドラ。特にショウナンパンドラは昨年より前走内容がいい点を含め、高く評価できます。

WIN5のダービー卿CTは、別表の傾向からもわかるとおりコース適性がポイント。また、JRAGⅠで優勝経験があった馬を除くと、前走6着以下の馬は12年以降〈0 0 0 32〉と苦戦していました。さらに、馬齢が6歳以上だった馬も12年以降〈0 1 1 24〉と勝ち切れていません。これらの条件を全てクリアしているのはキャンベルジュニアくらい。他のレースで手を広げるならば、ここは思い切ってしぼり込みましょう。


◆プロフィール 伊吹雅也(いぶき・まさや)「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「ウルトラ回収率2016─2017」(ガイドワークス)が好評発売中。