[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ダイヤモンドは臨戦過程も満点」

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ダイヤモンドは臨戦過程も満点」

2016/04/14

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ダイヤモンドは臨戦過程も満点」

素質馬が次から次に出現したのが今年の3歳世代だ。超大物と言われたシルバーステートが故障で早々に離脱し、ハートレー、スマートオーディン、ブラッサン、レプランシュ、ロジクライといった面々が目標をダービー一本にしぼって立て直しを図るために皐月賞の登録を見送ったが、それでもこの豪華メンバー。数年に一度のハイレベルという評判は大げさではない。

それでも人気は3頭に集中しそうだ。3戦無敗のサトノダイヤモンド。2歳チャンピオンでエピファネイアの下という血統的な裏付けもあるリオンディーズ。そして、弥生賞でリオンディーズを下して3戦全勝としたマカヒキ。

この3頭の人気順は枠順や馬場状態がはっきりするレース当日まで読めないが、3頭の3連複の組み合わせが圧倒的に売れることだけは間違いのないところだ。

筆者の本命はサトノダイヤモンド。毎年のように高額馬を購入し続ける里見オーナーが、実はまだGⅠに手が届いていないというところがネックで、今回もまた何かにやられるだろうという見方があることは知っている。事実、昨年もサトノクラウンが同じように主役候補に祭り上げられながらクラシックでは用事がなかったわけで、勝負事においては無視できる材料ではない。

しかし、今度こそ「サトノ」の呪縛を破る時が来たのではないかと思う。3戦の内容は文句のつけようがないし、ここへきての臨戦過程も満点。競馬のうまさは3強の中でも一番だけに、中山で行われる皐月賞では特に強みが出そう。里見オーナーの票田が、ここから一気に開ける。

マカヒキとリオンディーズはまさに五分。最後の直線で内にも入れるリオンディーズがわずかに上位か。

道悪か、そこまで極端でなくてもタフな馬場になった時に浮上しそうなのがアドマイヤダイオウ。連敗で人気急落のロードクエストも、末脚にかける競馬で一角崩しがあるかも。押さえる価値はありそう。

ディーマジェスティ、マウントロブソンは、ややスケール負け。