[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「スマートＯとマカヒキに期待!」

ダービーデー5月29日は、14時10分発走予定の青嵐賞（東京8R）からＷＩＮ５がスタートします。発売締め切り時刻は14時5分ですので、お買い逃しのないようご注意ください。

しぼり込みやすそうなのはＷＩＮ４の安土城S。施行時期や条件がほぼ同じだった12年、14〜15年の安土城Sと13年のディープインパクトCは、5歳の馬が〈4 3 3 9〉と安定していた一方で、4歳の馬は〈0 1 0 7〉、6歳以上の馬は〈0 0 1 31〉と苦戦していました。

芝短距離向きの馬は信頼してよさそう。馬齢や距離適性に不安のない馬が人気を集めるようなら、順当な決着となる可能性が高そうです。

ＷＩＮ５の日本ダービーは実績や臨戦過程を素直に評価したい一戦。芝中長距離の重賞を勝っていない馬までマークする必要はないと思います。

また、10年以降の傾向を見ると、前走が皐月賞、青葉賞、京都新聞杯以外のレースだった馬は〈0 0 0 24〉と好走例なし。

さらに、前走が皐月賞で5着以下だった馬は〈0 0 2 28〉、前走が青葉賞か京都新聞杯で2着以下だった馬は〈0 0 2 18〉と、それぞれ連対例がありません。

なお、前走と異なる騎手が騎乗した馬は85年のシリウスシンボリを最後に優勝例なし。10 年以降に限ると〈0 2 2 36〉で、好走率も低くなってきました。

直前での乗り替わりがないかぎり、これらの条件を全てクリアしているのはヴァンキッシュラン、サトノダイヤモンド、スマートオーディン、ディーマジェスティ、マカヒキの5頭。前走で出走メンバー中1位の上がり3ハロンタイムをマークした馬はより堅実なので、スマートオーディンとマカヒキは特に楽しみです。

◆プロフィール 伊吹雅也（いぶき・まさや）「ＪＲＡホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊｢ウルトラ回収率2016─2017｣（ガイドワークス）が好評発売中。