[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「「七夕賞」はアルバートドック◎」

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「「七夕賞」はアルバートドック◎」

2016/07/07

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「「七夕賞」はアルバートドック◎」

先週に引き続き、今週7月10日もオープンクラスのレースが3鞍あります。

WIN3のマリーンSは大沼Sとの関係性がポイント。大沼Sが別定戦、マリーンSがハンデ戦となった14年以降に限ると、前走が大沼S、かつその前走で3着以内だった馬は〈2 0 1 2〉と堅実です。今年も該当馬が出走してきたら逆らう必要はないでしょう。

WIN4のプロキオンSは前走内容を素直に評価したい一戦。前走の着順が2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が0秒6以上だった馬は12年以降〈0 0 1 24〉と苦戦していました。さらに、近年は大型馬が優勢。前走の馬体重が510キロ未満だった馬は12年以降〈0 2 2 33〉と勝ち切れていません。

なお、前走で単勝2番人気以内だった馬は12年以降〈3 4 3 11〉。前走だけでなく前々走以前の実績も重視するべきだと思います。

早くから出走を予定していた馬のうち、これらの条件を全てクリアしているのはダノングッド、ニシケンモノノフくらい。ただ、チャーリーブレイヴ、ノボバカラなど、ほぼオールクリアと言える馬は他にもいるので、傾向も加味してしぼりたいところです。

WIN5の七夕賞は波乱の決着が多いレース。もっとも、7歳以上の馬は09年以降〈0 0 2 34〉ですし、傾向を考えても、ある程度は素直に取捨選択すべきでしょう。

ちなみに、前走がJRA、かつ条件クラスのレースだった馬は09年以降〈0 0 0 8〉。前走がJRAのレース、かつ前走の4角を2番手以内で通過した馬も09年以降〈0 0 2 16〉と人気を裏切りがちでした。

積極的に狙ってみたいのはアルバートドック、シャイニープリンスあたり。どちらもコース替わりはプラスに働くと思います。


◆プロフィール 伊吹雅也(いぶき・まさや)「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「ウルトラ回収率2016─2017」(ガイドワークス)が好評発売中。