[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「3歳馬チェッキーノが差す」 ツイート 2016/07/28 中央競馬は早くも夏競馬の後半戦。北から、札幌、新潟、小倉の開催に替わって、あとたった6週間で競馬の暦は「秋」に入れ替わる。長い間、夏のローカル開催は8週間がワンクールだったが、経営方針の変更で函館、札幌、新潟、小倉は全て6週間に短縮。やはりと言うべきか、地元から「あまりにも短すぎる」と苦情が上がっているそうだ。 大きな図体で街にデンといながら、函館、札幌は年間でわずかに6週間だけの稼働。地方の経済効果に配慮しない姿勢を続けているようなら、早晩、出ていってくれと言われる事態が生じても不思議はない。 もっとも、黒字を追うだけのJRA経営委員会で、そうした声も想定内ということだとしたら、何を言ってもムダなことなのだが。 さて、札幌の開幕はクイーンSから。いよいよ本格的な3歳馬と古馬の激突が始まるわけで、その斤量差は4キロ。賞金をたくさん持っている馬には加算分があるが、今回のメンバーで該当するのはチェッキーノだけ。つまり、古馬は大したことがないわけで、プラス1キロの52キロを背負うチェッキーノが、ポテンシャルの違いを主張するシーンが展開される可能性は濃厚なのではないか。 恐らく1番人気になるチェッキーノが差す競馬をするので、穴が出るとすれば逃げ先行馬が展開利を味方につけた時。巴賞は厳しい展開に泣いたマイネグレヴィルは、今度はノーマークに近い逃げ。2番手のリラヴァティと上手に折り合えば、この2頭から買っても直線半ばまでは楽しめるはずだ。 ルメールが騎乗するだけにテルメディカラカラもそこそこの人気になりそうなのがつまらないが、この馬の父は北海道の洋芝で能力が50%アップするハービンジャー産駒。札幌でこの父の名を見かけたら、無条件に押さえるのがセオリーになる。 メイショウスザンナ、シャルールも札幌実績があり、侮れない存在。ローカル競馬は、当地実績を割り増しで評価することも忘れないでほしい。 タグ: 片山良三,栗東ナマ情報,競馬,予想,ブログ,コラム,2016 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [群馬県] [東京都] [佐賀県] [岡山県] [北海道] [富山県] [愛媛県] [愛媛県] [岐阜県] [静岡県]
中央競馬は早くも夏競馬の後半戦。北から、札幌、新潟、小倉の開催に替わって、あとたった6週間で競馬の暦は「秋」に入れ替わる。長い間、夏のローカル開催は8週間がワンクールだったが、経営方針の変更で函館、札幌、新潟、小倉は全て6週間に短縮。やはりと言うべきか、地元から「あまりにも短すぎる」と苦情が上がっているそうだ。
大きな図体で街にデンといながら、函館、札幌は年間でわずかに6週間だけの稼働。地方の経済効果に配慮しない姿勢を続けているようなら、早晩、出ていってくれと言われる事態が生じても不思議はない。
もっとも、黒字を追うだけのJRA経営委員会で、そうした声も想定内ということだとしたら、何を言ってもムダなことなのだが。
さて、札幌の開幕はクイーンSから。いよいよ本格的な3歳馬と古馬の激突が始まるわけで、その斤量差は4キロ。賞金をたくさん持っている馬には加算分があるが、今回のメンバーで該当するのはチェッキーノだけ。つまり、古馬は大したことがないわけで、プラス1キロの52キロを背負うチェッキーノが、ポテンシャルの違いを主張するシーンが展開される可能性は濃厚なのではないか。
恐らく1番人気になるチェッキーノが差す競馬をするので、穴が出るとすれば逃げ先行馬が展開利を味方につけた時。巴賞は厳しい展開に泣いたマイネグレヴィルは、今度はノーマークに近い逃げ。2番手のリラヴァティと上手に折り合えば、この2頭から買っても直線半ばまでは楽しめるはずだ。
ルメールが騎乗するだけにテルメディカラカラもそこそこの人気になりそうなのがつまらないが、この馬の父は北海道の洋芝で能力が50%アップするハービンジャー産駒。札幌でこの父の名を見かけたら、無条件に押さえるのがセオリーになる。
メイショウスザンナ、シャルールも札幌実績があり、侮れない存在。ローカル競馬は、当地実績を割り増しで評価することも忘れないでほしい。