[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「「レパードS」は人気2頭でOK!」

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「「レパードS」は人気2頭でOK!」

2016/08/04

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「「レパードS」は人気2頭でOK!」

今週末8月7日は、3場のメインがいずれもオープンクラスのレースです。

WIN1のUHB賞は、前走で連対を果たしていた馬が強い一戦。ちなみに、前走の着順が3着以下、かつ前年か同年にJRAの重賞で連対を果たしていなかった馬は、12年以降〈0 0 1 28〉と苦戦していました。

WIN2の小倉記念は距離適性がポイント。特に芝2000メートル未満のレースを主戦場としてきた馬は過信禁物だと思います。

なお、同じく11年以降の傾向を見ると、馬齢が6歳以上だった馬は〈0 0 2 39〉と連対例なし。若い馬を重視するべきでしょう。

早くから出走を予定していた馬のうち、これらの条件をクリアしているのはアングライフェン、ウインリバティ、サトノラーゼン、ベルーフあたり。今年のメンバー構成なら、前走を勝って勢いに乗るアングライフェンが楽しみです。

WIN3のレパードSは、過去7回の優勝馬が全て単勝2番人気以内。傾向から、枠順しだいでは波乱を警戒したいところですが、基本的には堅く収まりがちなレースです。

注目したいのは、JRAのレースにおけるここ半年間の戦績。同年3月以降、かつJRA、かつ1000万下から上のクラスのレースにおいて3着以内となった経験がない馬は、09年以降〈0 1 2 55 〉。同じく同年3月以降、かつJRA、か
つ1800メートルのレースにおいて3着以内となった経験がない馬は09年以降〈0 0 1 36〉と、それぞれ信頼できません。

今年はグレンツェント、ケイティブレイブの2頭が人気を集めそうなメンバー構成。どちらも戦績に不安がないので、無難な枠を引くようであれば、無理に逆らう必要はないでしょう。


◆プロフィール 伊吹雅也(いぶき・まさや)「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「ウルトラ回収率2016─2017」(ガイドワークス)が好評発売中。