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[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ここが勝負のネロを頭で狙う」 | アサ芸風俗

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ここが勝負のネロを頭で狙う」

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ここが勝負のネロを頭で狙う」

2016/09/08

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「ここが勝負のネロを頭で狙う」

9月の声を待っていたかのように、栗東トレセンに秋の気配がやってきた。まだ日中は30度を優に超えはするが、朝晩は涼しい風が吹き抜ける。朝の調教のスタートが20度を割り込むのは、馬にとっても人にとってもありがたい。そりゃ、一気に馬の質もよくなるわけである。

今週から、競馬の番組は「秋」。不思議なことに、競馬の季節分けに「冬」はなく、このあと年末の有馬記念まで秋が続く。そして、年明けの金杯は「春」の番組になるという構造だ。

秋競馬は、古馬が最も充実する季節で、開幕週のセントウルSに、いきなりGⅠホースが出てくる。今春の高松宮記念を勝ったビッグアーサーと、一昨年のスプリンターズSを勝ったスノードラゴン。後者は8歳になって勢いを欠いている現状だが、前者はバリバリのトップホース。格的には負けられない戦いだろう。

しかし、ビッグアーサーの姿は1週前の時点ではギ
ラギラしたものがまだない。8月半ばの帰厩で、「放牧先でもそれほど速いところをやっていなかったので、正直まだ重いです」

と藤岡健調教師。1回の追い切りでグーンと上向くのが一流馬だが、割り引きは必要と感じる。人気必至だけに採点は辛めで。

ダンスディレクターは、高松宮記念を直前で回避してそのまま休養に入っていたが、あの時出走していればビッグアーサーと五分だったはずの馬。しかし、こちらも8月半ばの帰厩で追い切りは地味に2本。いきなり勝負という感じではない。

勝負という意味ではネロの気配がまさにそれ。8月28日に坂路で49秒0、さらに31日には48秒4。もともと坂路では桁違いに走る馬だが、どちらも馬なりというのだからすごい。まさに「坂路の暴君」の名にふさわしい迫力だった。

いつもは人気を背負って逃げるものだから厳しい展開に泣かされるが、今回は格上馬たちが壁になってくれる展開利も見込めよう。このあとのGⅠでは苦しいと読めば、ここは勝負の鞍とも読める。「格より調子」は夏競馬の格言だが、季節の変わり目ならそこを継承する馬券術も有効ではないか。ネロを頭から狙い撃つ。

仕上がり早のウリウリ、夏競馬で力をつけたアットウィルにも連絡みのチャンスはある。