[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「富士S組の2頭が馬券的においしい」 ツイート 2016/11/17 マイルCSはサンデーサイレンス系種牡馬の中でもディープインパクト産駒と、「1600メートル以下の賞金獲得比率が高い」スピード型サンデー系に相性がいいレースです。 ディープインパクト産駒は4年連続で馬券に。3年連続で連対馬も出しています。フジキセキ産駒も過去5年で出走したサダムパテック、イスラボニータはともに馬券になりました。 フジキセキは、1700メートル以上の中長距離よりも1600メートル以下のほうが産駒の獲得賞金額の多いスピード型のサンデー系。今年の出走予定馬では富士S組のガリバルディ、ロードクエストは、馬券的においしいのではないでしょうか。 ガリバルディはディープインパクト産駒。ロードクエストはマツリダゴッホ。同種牡馬の産駒も1600メートル以下のほうが獲得賞金額の多いスピードタイプの種牡馬です。 さらに2頭とも、母系も京都のマイル向きの血統です。ガリバルディの兄はマルカシェンク。京都マイル重賞、新潟マイル重賞の関屋記念も勝っているように、直線平坦マイルが得意な一族です。 ちなみに、マルカシェンクにも乗っていた福永騎手は「今まで乗ったサンデー産駒の中で最も乗り心地のいい馬」とマルカシェンクを絶賛しています。それもあって、弟のガリバルディにもこだわって乗っているのでしょうか。 ロードクエストの母父はチーフベアハート。京都外回り重賞の鬼種牡馬です。京都外回りで行われる天皇賞・春を勝ったマイネルレコルト、同コースの重賞・京都金杯を勝ったマイネルラクリマもチーフベアハート産駒。同種牡馬はチーフズクラウンの系統ですが、マイルCSを13人気で勝ったアグネスデジタルも母父チーフズクラウンでした。 また、今年の富士Sは、1〜3着が4番より内の馬番&3コーナーで5番手以内に位置していた先行馬で決着。ロードクエスト、ガリバルディはともに外枠で追い込みの競馬。これではレースに参加していないようなものです。 なお、過去10年のマイルCSは、富士Sをステップに馬券になった馬が5頭。このうち4頭は前走で人気よりも走らなかった馬です。人気を裏切った馬というのは、基本的に力を出せていない馬がほとんど。富士Sで余力を残したことも、マイルCSへ向けてはいい内容です。 ◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞ビーム2015」(KADOKAWA/エンターブレイン)が好評発売中。 タグ: 亀谷敬正,一攫千金穴馬ドリル,競馬,予想,ブログ,コラム,2016 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [静岡県] [青森県] [韓国] [東京都] [北海道] [東京都] [徳島県] [岡山県] [茨城県] [東京都]
マイルCSはサンデーサイレンス系種牡馬の中でもディープインパクト産駒と、「1600メートル以下の賞金獲得比率が高い」スピード型サンデー系に相性がいいレースです。
ディープインパクト産駒は4年連続で馬券に。3年連続で連対馬も出しています。フジキセキ産駒も過去5年で出走したサダムパテック、イスラボニータはともに馬券になりました。
フジキセキは、1700メートル以上の中長距離よりも1600メートル以下のほうが産駒の獲得賞金額の多いスピード型のサンデー系。今年の出走予定馬では富士S組のガリバルディ、ロードクエストは、馬券的においしいのではないでしょうか。
ガリバルディはディープインパクト産駒。ロードクエストはマツリダゴッホ。同種牡馬の産駒も1600メートル以下のほうが獲得賞金額の多いスピードタイプの種牡馬です。
さらに2頭とも、母系も京都のマイル向きの血統です。ガリバルディの兄はマルカシェンク。京都マイル重賞、新潟マイル重賞の関屋記念も勝っているように、直線平坦マイルが得意な一族です。
ちなみに、マルカシェンクにも乗っていた福永騎手は「今まで乗ったサンデー産駒の中で最も乗り心地のいい馬」とマルカシェンクを絶賛しています。それもあって、弟のガリバルディにもこだわって乗っているのでしょうか。
ロードクエストの母父はチーフベアハート。京都外回り重賞の鬼種牡馬です。京都外回りで行われる天皇賞・春を勝ったマイネルレコルト、同コースの重賞・京都金杯を勝ったマイネルラクリマもチーフベアハート産駒。同種牡馬はチーフズクラウンの系統ですが、マイルCSを13人気で勝ったアグネスデジタルも母父チーフズクラウンでした。
また、今年の富士Sは、1〜3着が4番より内の馬番&3コーナーで5番手以内に位置していた先行馬で決着。ロードクエスト、ガリバルディはともに外枠で追い込みの競馬。これではレースに参加していないようなものです。
なお、過去10年のマイルCSは、富士Sをステップに馬券になった馬が5頭。このうち4頭は前走で人気よりも走らなかった馬です。人気を裏切った馬というのは、基本的に力を出せていない馬がほとんど。富士Sで余力を残したことも、マイルCSへ向けてはいい内容です。
◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞ビーム2015」(KADOKAWA/エンターブレイン)が好評発売中。