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[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「Dマジェスティの巻き返しある!」 | アサ芸風俗

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「Dマジェスティの巻き返しある!」

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「Dマジェスティの巻き返しある!」

2016/11/24

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「Dマジェスティの巻き返しある!」

ここ数年、東京の芝は、開催前に馬場を耕す作業を施しています。

年々、土壌が柔らかくなっているからなのか、馬場を作る人々がより積極的に耕すおかげなのかは定かではありませんが、数年前よりも「馬力」が要求される馬場になっていることは間違いありません。

その結果は、馬券になる馬の「脚質」や「血統」にも現れています。「欧州」的な「馬力血統」が走りやすくなり、差しも決まりやすくなりました。

今のジャパンCでは、特に牡馬は、母系に「スタミナ、馬力血統」を持つことが重要です。

一昨年のジャパンCは勝ち馬のエピファネイア、そして3着のスピルバーグは母系にサドラーズウェルズの血を持つ馬。昨年2着のラストインパクトは祖母にパシフィカス。ナリタブライアン、ビワハヤヒデと菊花賞馬を2頭出したスタミナ型ノーザンダンサー系の牝馬です。

サドラーズウェルズを持つ牡馬ということで、まず注目すべきはディーマジェスティ。

母母父にサドラーズウェルズ。母父にブライアンズタイム。近親にキングジョージ勝ち馬のジェネラス。まさに「重厚な母系」の馬です。前走の菊花賞は「軽い馬場でスピード牝系に有利」ということで評価を落としました(本命はサトノダイヤモンド)。菊花賞は力を出せない馬場で参考外とも言えるわけで、巻き返す可能性は高いです。

サドラーズウェルズをはじめとする「スタミナ型ノーザンダンサー」が走る馬場ならば、ノーザンダンサー系のキングジョージ勝ち馬ハービンジャー産駒にも注目です。

実際、今シーズン(10月8日~11月13日)のハービンジャー産駒は、芝での勝ち星ランキングが2位。勝率はディープインパクト産駒の2倍(26%)。もちろん、先に書いた「タフな馬場作り」による恩恵を最大限に受けた種牡馬です。

トーセンバジルは、ハービンジャー産駒。牝系は天皇賞・秋勝ち馬で、ジャパンCも2着のトーセンジョーダンの一族。

実はこの馬、〝ハービンジャーの最高傑作〟として12年のセレクトセールに急遽、ノーザンファームから「目玉商品」としてエントリーされた馬です。この馬が走らなければハービンジャー産駒は日本のGⅠは無理、と言っても過言ではないでしょう。

 

◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞ビーム2015」(KADOKAWA/エンターブレイン)が好評発売中。