「女性器オルガスムス」意外真相

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「女性器オルガスムス」意外真相

2016/12/21

「女性器オルガスムス」意外真相

12月2日、英BBCニュースの日本語版サイトに1本のコラムが掲載された。

〈女性のオルガズムを治療する専門医たち〉と題されたその記事には、日本の「SEX常識」を根底から覆す、驚きの新事実が記されていたのだ。

*くだんの記事には、目からウロコの「オルガスムス新説」が2つ掲載されている。まず1つ目を要約すると、
〈ゆっくり入浴した後、音楽を聴いて落ち着いた雰囲気の中、リラックスしてからセックスするよりも、運動したり大笑いしたりして交感神経を活性化したほうが、女性はより早く、強い快楽を得られる〉

というもの。米テキサス大学のシンディ・メストン博士が実験を重ねて発見したという。

そしてもう1つが、ニューヨークの産婦人科医、デボラ・コーディ医師の研究により明らかとなった、
〈体内で枝分かれした神経がどう張り巡らされるかによって敏感な箇所が違う。女性器部分の5つの性感帯(クリトリス、膣の開口部、子宮頸部、肛門、会陰部)に走る神経終末の数も女性によって異なり、それによって得られる性感に個人差がある〉

という説だ。それぞれ順を追って見ていこう。

まず1つ目の説は、女性が語りがちな「理想のSEXシチュエーション」を全否定するものである。女性の性に詳しい、「咲江レディスクリニック」院長の丹羽咲江氏が解説する。

「人間は交感神経が優位になると緊張状態・戦闘態勢に入り、副交感神経が優位状態がいいと思われてきましたが、進化学的に考えれば、セックスは女性にとって、『より優秀な子孫を残す』ためのもの。いわば『狩り』です。交感神経が活性化した状態のほうが、より積極的にセックスを求めるのも道理だと思います」

そして、より重要なのが残るもう1つの説である。これによって、いわゆる「性感帯」は、神経の分布によって決定される、ということが裏付けられる。そこに走っている神経が多ければ敏感で、少なければ感じないというわけだ。

つまり、我々が妄信してきた「クリトリス」や「Gスポット」といった部位も、万能の性感帯ではないことが科学的に実証されたのである。

「女性医療クリニック・LUNAグループ」理事長の関口由紀氏が、この「女性器オルガスムス」の意外な真相を次のように肯定する。

「『神経終末の分布で感度が変わる』という説は、日本でも研究が進められていて、最近は学会の発表でもよく耳にします。雑誌などで女性の性感帯やその愛撫方法についての記事を目にしますが、ある一定の女性には通用しても、決して万人に通じるものではないということですね」

今まで8000人超の女性をイカせてきた人気AV男優・森林原人氏も、これに同意する。

「経験上、性感帯になりえない個所はありませんね。乳首の愛撫だけで本当にイッてしまった女優さんもいましたし、足の甲や膝の裏、指先が感じる、という人もいました。逆もまたしかりで、クリトリスや膣を責めても、気持ちよくなるどころか『痛い』という人もいましたからね」

女性の体は本当に千差万別、と森林氏は言う。「セックスのプロ」ですら時に失敗するほど、女体の神秘は奥が深いのだ。だとすれば、この「神経終末が多い=性感帯」という事実から何を学べばいいだろうか─。

真っ先に思いつくのは、〝神経が多く走っている個所を外見から確認できないのか?〟

ということだ。それが可能なら、性感帯を確実に責めることができるだろう。

しかし、前出・丹羽氏はこう言う。

「目視で確認することは不可能です。ですので、触って反応を見るなどして探っていくしかないと思います」

残念ながら、そう簡単にオンナをよがらせる「ワザ師」に誰しもがなれるとは限らないようだ。

それでも諦めきれない諸兄のために森林氏が実践する、性感帯を確実に探し当てるためのとっておき「プロの愛撫」を以下、伝授していただこう。

まずは奇をてらわず、「乳首」「膣の中」「クリトリス」の〝3大性感帯〟を基本に責めることが大事だ、と森林氏は語る。

「それ以外の耳や背中といった場所は、気持ちいいかどうかが本当に人それぞれで、しかもその日の体調に影響されやすい。でも、3大性感帯はブレがなく、女性はみんな安定して感じる場所なんです」

もちろん、ただ乳首やクリトリスをダイレクトに責めるだけではない。むしろそれはご法度だという。

「男優は、『痛くしないこと』を前提に女優を責めます。ですから、実は責め方としてはちょっと保守的なものになる。でも、結果的にはそれがいちばん気持ちよくなりやすいと思っています。具体的には、『遠くから近くに』責める。クリトリスなら内腿から、膣だったら入り口から徐々に奥にという感じです。そして近づいたら、今度は刺激を弱から強にしていく。この2ステップを踏むことで、確実に『あ、ここだな』という、いちばんいいポイントと強さが見つかるんです」

なお、強弱の基準は、

「いちばん弱い刺激が、『ニキビに軟膏を塗るくらいの強さ』で、中間が指の腹を使った『肉』の刺激、最大は骨や歯が当たるような硬い刺激の責め」(森林氏)

というイメージだそうだ。森林氏が続ける。

「すごく重要なのは、(BBCのコラムのような)こういう新しい価値観をちゃんと知っておくこと。『神経の数によって違うんだ』ってわかっていると、『ここがいいんだろ?』というふうに、こちらの思い込みを押しつけなくて済む。知識としては、絶対に持っておいたほうがいいと思いますね」

孫子の兵法「彼を知り、己を知れば、百戦して危うからず」に通ずる金言は、〝新常識〟なのである!