[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「京成杯は父ハービンジャーが連覇中」

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「京成杯は父ハービンジャーが連覇中」

2017/01/12

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「京成杯は父ハービンジャーが連覇中」

昨年は、ハービンジャー産駒の成績が急上昇しました。同産駒は現5歳(2012年産)が初年度産駒。今年の3歳世代が3世代目の産駒。現3歳世代(2014年産)は昨年25勝。勝率は14%。3世代の中では勝率、勝利数ともに最高の成績でした。

昨年の2歳馬(現3歳)は馬券も好成績。芝のレースでは産駒の複勝を全て買ってもプラス収支。人気馬の単勝信頼度も高く、10倍以内の人気馬の単勝回収率もプラス収支です。

ハービンジャーの成績が向上した理由は、次の2点があげられます。
●産駒3世代目で配合、育成のノウハウが洗練されてきた。
●ハービンジャー向きの馬場が増えた。

競馬は農業スポーツですから、種の選別とその種を開花させるノウハウは非常に重要。3世代目でハービンジャーに合う繁殖牝馬、そして、育成のノウハウもつかめてきたのでしょう。

もちろん、適したレースを使うのもノウハウの一つ。加えて、ハービンジャーが走りやすい馬場が増えているのも見逃せません。ハービンジャー産駒は「時計がかかるタフな馬場で外差しが決まりやすい馬場」が得意な馬を出しやすい種牡馬です。

昨年は年末の阪神、中山、そして10〜11月の秋の東京は例年以上に「時計のかかるタフな外差し馬場」が造園課によって作られていました。そのおかげで、昨年の10〜12月はハービンジャー産駒が15勝。一昨年の7勝、3年前の9勝を大きく上回る成績でした。

産駒の出走数は3年ともほぼ同じ(80台)ですから、勝率の上昇がそのまま勝ち星増加につながりました。勝率は昨年末が17%。2年前の9%。3年前の11%。馬券も最高の成績。昨年の10〜12月の複勝回収率は175%。単勝回収率も10倍以内の馬は184%。買い続けるだけで儲かるハービンジャーの確変状態です。

京成杯はもともとハービンジャーの大好物レース。ベルーフ、プロフェットと産駒が連覇中です。産駒デビューは2年前ですから、ハービンジャー産駒しか勝っていないレースとも言えます。

先に書いたように、今年出走する3世代目はハービンジャーの当たり年。今の時点で最終的な出走メンバーはわかりませんが(笑)、今年は馬名よりも父名ハービンジャーを探すことから予想を始めるつもりです。

 

◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。近著「重賞ビーム2017」(KADOKAWA)が好評発売中。