[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「根岸Sは「武蔵野S組」を高評価!」

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「根岸Sは「武蔵野S組」を高評価!」

2017/01/26

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「根岸Sは「武蔵野S組」を高評価!」

今週から1回東京がスタート。京都も芝のレースは先週までのAコースではなくBコースで施行されます。

WIN4のシルクードSは、傾向からもわかるとおり、基本的に外枠不利なレース。また、前年か同年にJRA、かつ芝1200メートル以下の重賞かオープン特別で3着以内となった経験がない馬は、13年以降〈0 0 0 25〉。前走4着以下だった馬は、13年以降〈0 2 2 35〉。前走がJRAのGⅠ以外、かつ前走6番人気以下だった馬は、13年以降〈0 0 1 29〉でした。近走のレースぶりを素直に評価すべきでしょう。

早くから出走を予定している馬のうち、枠順以外の条件をクリアしているのはセイウンコウセイ、セカンドテーブル、ソルヴェイグ、ネロあたり。枠順で、さらにしぼり込みたいところです。

WIN5の根岸Sはコース適性に注目したい一戦。前年か同年に東京ダ1400メートルか東京ダ1600メートルの重賞、およびオープン特別で5着以内の経験のない馬は、14年以降〈0 0 0 23〉と好走例がありません。

なお、1300メートル以下や1700メートル以上、地方の競馬場や条件クラスのレースを主戦場としてきた馬は、13年以前を含めても低調な成績に終わっていました。

また、前走が1600メートル未満のレースだった馬は、14年以降〈0 2 1 29〉ですし、前走がJRAの重賞でなかった馬は14年以降〈0 1 0 24〉。臨戦過程も重要なポイントと言えるでしょう。傾向から、先行馬も過信禁物です。

注目はカフジテイクとキングズガード。前出の条件は全てクリアしていますし、ここ3年の優勝馬は、いずれも前年の武蔵野Sで4着以内に好走していた馬ですから、昨秋の武蔵野Sで3着と4着だったこの2頭は高く評価できます。


◆プロフィール 伊吹雅也(いぶき・まさや)「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「ウルトラ回収率2016─2017」(ガイドワークス)が好評発売中。