[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「軸はベストウォーリアも手広く」 ツイート 2017/02/16 今週末2月19日の2重賞は、どちらも基本的に実績馬や前走好走馬が強いレース。メンバー構成などにもよりますが、うまくしぼり込みたいところです。 WIN3の小倉大賞典は近走成績を素直に評価したい一戦。別表で指摘したように大敗直後の馬は苦戦していますし、前年以降にJRA重賞かオープン特別で3着以内の経験がない馬も12年以降〈0 1 2 27〉と勝ち切れていません。 ただ、同じく12年以降の馬番別成績を見ると、1〜7番の馬が〈5 5 2 23〉なのに対し、8〜16番だった馬は〈0 0 3 41〉。たとえ実績上位でも、外寄りの枠に入ってしまった馬は評価を下げるべきでしょう。 WIN5のフェブラリーSは、前走絡みのチェックポイントがさらに多いレース。12年以降の5年間に限ると、前走4着以下だった馬は〈1 1 1 33〉、前走の単勝人気順が6番人気以下だった馬は〈0 0 1 21〉、前走の馬体重が500キロ未満だった馬は〈0 3 0 27〉と、それぞれ安定感を欠いていました。 また、12年以降はJRA、かつダ1600〜1800メートルのレースを主戦場としてきた馬が優勢です。 さらに、東京ダ1600メートルの重賞かオープン特別で3着以内となった経験がない馬も〈0 2 1 38〉ですから、コース適性の高さを重視したいところです。 今年は前走好走馬が少ないこともあって、全ての出走予定馬が何らかの不安を抱えているような印象。理想の軸馬像に最も近いのはベストウォーリアですが、ここ4年連続で5歳以下の馬が優勝していることを考えると、馬格がやや足りないだけのカフジテイク、前走の着順だけが引っ掛かるゴールドドリーム、モーニンあたりも有力候補と見るべきでしょう。 ◆プロフィール 伊吹雅也(いぶき・まさや)「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「ウルトラ回収率2016─2017」(ガイドワークス)が好評発売中。 タグ: 伊吹雅也,2億円馬券研究所,WIN5,競馬,予想,ブログ,コラム,2017 エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [東京都] [茨城県] [青森県] [青森県] [神奈川県] [静岡県] [岐阜県] [茨城県] [香川県] [茨城県]
今週末2月19日の2重賞は、どちらも基本的に実績馬や前走好走馬が強いレース。メンバー構成などにもよりますが、うまくしぼり込みたいところです。
WIN3の小倉大賞典は近走成績を素直に評価したい一戦。別表で指摘したように大敗直後の馬は苦戦していますし、前年以降にJRA重賞かオープン特別で3着以内の経験がない馬も12年以降〈0 1 2 27〉と勝ち切れていません。
ただ、同じく12年以降の馬番別成績を見ると、1〜7番の馬が〈5 5 2 23〉なのに対し、8〜16番だった馬は〈0 0 3 41〉。たとえ実績上位でも、外寄りの枠に入ってしまった馬は評価を下げるべきでしょう。
WIN5のフェブラリーSは、前走絡みのチェックポイントがさらに多いレース。12年以降の5年間に限ると、前走4着以下だった馬は〈1 1 1 33〉、前走の単勝人気順が6番人気以下だった馬は〈0 0 1 21〉、前走の馬体重が500キロ未満だった馬は〈0 3 0 27〉と、それぞれ安定感を欠いていました。
また、12年以降はJRA、かつダ1600〜1800メートルのレースを主戦場としてきた馬が優勢です。
さらに、東京ダ1600メートルの重賞かオープン特別で3着以内となった経験がない馬も〈0 2 1 38〉ですから、コース適性の高さを重視したいところです。
今年は前走好走馬が少ないこともあって、全ての出走予定馬が何らかの不安を抱えているような印象。理想の軸馬像に最も近いのはベストウォーリアですが、ここ4年連続で5歳以下の馬が優勝していることを考えると、馬格がやや足りないだけのカフジテイク、前走の着順だけが引っ掛かるゴールドドリーム、モーニンあたりも有力候補と見るべきでしょう。
◆プロフィール 伊吹雅也(いぶき・まさや)「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「ウルトラ回収率2016─2017」(ガイドワークス)が好評発売中。