[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「レッドファルクスの過信は禁物!」

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「レッドファルクスの過信は禁物!」

2017/03/23

[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の2億円馬券研究所「レッドファルクスの過信は禁物!」

今週末3月26日は高松宮記念が施行されるため、発走順が「阪神→中山→中京」となっています。WIN1は中山10R、WIN2は中京10Rとなる予定ですので、ご注意ください。

WIN4のマーチSは、ここ1年ほどの実績がポイント。前年6月以降、かつ中央場所、かつダ1600〜2100メートル、かつ1600万下から上のクラスのレースにおいて優勝経験がない馬は、13年以降〈0 0 0 33〉と上位に食い込めていません。また、13年以降に好走を果たした馬の大半は「前走の馬体重が500キロ以上」か「前年12月以降に中山ダ1800メートル、かつオープンクラスのレースを勝っている」のいずれかをクリアしていました。

WIN5の高松宮記念も近走成績を素直に評価したい一戦。別表でも指摘しましたが、12年以降の3着以内馬は、前年秋以降に国内外の重賞で連対していた馬ばかりです。さらに、前走の着順が6着以下だった馬は12年以降〈0 0 1 39〉。前哨戦で大敗した馬も評価を下げるべきでしょう。

なお、前走の馬体重が480キロ未満だった馬は12年以降〈0 0 2 27〉。馬格がない馬は優勝争いに絡めていません。そして、馬齢が7歳以上だった日本調教馬も12年以降〈0 0 0 22〉と苦戦していました。

特別登録を行った馬のうち、これらの条件をクリアしているのはセイウンコウセイ、ナックビーナス、ヒルノデイバロー、メラグラーナ、レッツゴードンキの5頭。出走数が14戦以内の馬は12年以降〈4 0 4 12〉と安定していたので、キャリア14戦のセイウンコウセイや同15戦のメラグラーナあたりを重視すべきだと思います。

一方、前走12着、かつ前走の馬体重が465キロだったレッドファルクスは過信禁物です。

◆プロフィール 伊吹雅也(いぶき・まさや)「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「ウルトラ回収率2016─2017」(ガイドワークス)が好評発売中。