オンナ向けAVの「とにかく粘っこい」興奮シーン

夜ネタ

オンナ向けAVの「とにかく粘っこい」興奮シーン

2017/04/12

オンナ向けAVの「とにかく粘っこい」興奮シーン

今、女性が楽しむための「オンナ向けAV」市場が急拡大している。波多野結衣、明日花キララ、里美ゆりあ、吉沢明歩といった人気女優も出演し、AV配信サービス大手のDMMでは、「女性向け」カテゴリーの作品が300タイトル超え。ネット上には女性向けの無料エロ動画サイトが乱立する人気ぶりである。はたして一般的なオトコ向け作品と、いったい何が違うのか。

オンナ向けAVについて、

「いちおう、ジャンルとしては80年代末から存在していたのですが、本格的なブームとなったのはここ数年ですね」

と証言するのは、AV制作会社の関係者である。

「AV好きの女性たちは男優を『エロメン』と呼び、鈴木一徹や月野帯人といった、絶大な人気を集めるスター男優も誕生しています。メーカーも女性向けAVの制作ペースを大幅に上げ、市場の拡大に対応しているんですよ」

オンナが見て感じるAVの中身について、このAV制作会社の関係者がさらに続けて解説する。

「徹底して『ムード重視』ですね。設定やストーリーに力を入れていて、ドラマや舞台で活躍する脚本家に話を書かせているメーカーもあるんです。なので、ストーリーによっては衣装、小道具もテレビドラマ並みに凝ることになる。その分、通常のAV作品よりも制作費がかさむケースが多々あります。清潔感があるハイレベルの外見が求められるため、男優として出演する競争率がハンパなく高いのも、このジャンルの特徴ですね」

「ムード重視」といえど、その内容はきわめてハード。AVライターによれば、

「局部のアップこそ少なめなものの、過激さでも通常のAVにひけを取りません。女性をターゲットにした作品の場合、とにかく『粘っこく』撮るのが基本です。男優による手マンのシーンをはじめ、特に前戯を充実させています。これでもかというほど濃厚なキスシーンや、ネバネバした絡み合い、耳元でのささやき合いは必須でしょう。手マンによる潮吹きが見どころの作品も多いんですよ」

何とも濃そう。実際に作品を見てみると─。

「エロメン」として絶大な人気を誇る先の鈴木が出演する作品「love songs鈴木一徹」。パッケージに「超人気男優・鈴木一徹君とラブラブに過ごす4時間」と書かれた同作は、明日花キララら複数の女優と鈴木による、さまざまなシチュエーションでのカラミが収録されている。

作品の冒頭、篠原杏が、鈴木演じる「同居する姉の交際相手」と自宅で鉢合わせするシチュエーションでは誘惑を仕掛ける篠原に鈴木が困惑しきり。居間のソファで半ば強引にフェラチオされた鈴木が浮かべる恍惚の表情は、女性ファンの興奮ポイントに違いない。

その後、帰宅した姉がキッチンで料理を作っている間、妹・篠原にクンニ、手マンを要求される鈴木。「交際相手の妹」主導のまま、騎乗位の本番に突入する。

正常位に移行しても、しばらく腰を動かすのは篠原のみ。そして、ようやく鈴木がピストン運動を始めるも、間もなくフィニッシュ。終始、オンナ主導による激しいセックスが展開されたのだった。

そのほか同作品では、相談を持ちかけて久しぶりに会った元カレとセックスに燃えたり、女子生徒からの告白の結果、同級生同士が保健室で絡み合うことも。さらに、窓から東京タワーが見えるホテルの一室を舞台に、セックスに発展するプライベート風のハメ撮り映像など、鈴木を主役に、あらゆる角度から「オンナの感じるシチュエーション」が詰め込まれている。

「シナリオでは『禁断の関係』『年上の彼』といった『間柄』をはじめ、『イチャイチャからのセックス』『仲直りセックス』といった『ムード』、あるいは『お風呂で』『ホテルで』『キッチンで』という『場所』の要素を巧みに組み合わせているんですよ」(前出・AV制作会社関係者)

こうして「ムード別」や「場所別」に「オンナが興奮するシチュエーション」を考えて作られている作品群について、前出のAVライターは、

「世の男たちにとって、きわめて実用性がある」

と指摘し、さらにこう解説するのだ。

「コレは間違いなく勉強になりますよ。ムード、シチュエーションといった枠組みだけでなく、男優の細かな所作や表情、トークなど、現実の世界でも実践的に使える要素ばかり。まさに『オンナを欲情させるためのヒント』が、ぎっしり詰まっているんです」

では実際に、女性はどのような感覚でこうしたAVを見ているのか。日常的にオンナ向けAVを鑑賞しているという、作家の湯本梢氏が語る。

「最初に『これからするぞ』とワクワクする前戯の段階で、まず盛り上がります。『攻める』でも『受ける』でもなく、お互いが触り合っているシーンに興奮します。女性向けAVは、自分のレズビアン的要素を刺激するんですよ。つまり、女性の感じる姿に自分を投影して感じているんです。なので、オンナの視線がカメラに向くとドキドキする。男優さんがどれだけイケメンでも、オトコの視線よりオンナの視線のほうが大事。カメラアングルとしては『オトコ側から見た正常位』がベストですね」

当然、作品を見ながらオナニーをしているという。

湯本氏が力説するように、確かにオンナ向けAVではアングルは重要な要素の一つになっている。

「DMMが独占配信している『見つめて感じる正常位』というシリーズでは、通常のAVから正常位セックス部分を再編集し、男優主観で見た『正常位で女優が感じているシーン』のみで構成されているんです。他にも再編集モノでは、前戯に特化した『濡れる身体。感じあう愛撫』シリーズや、肌と肌の密着がコンセプトの『肌から伝わる快感密着セックス』シリーズなどがあり、女性の興奮するポイントをメーカーが細かく分析していることがわかります」(前出・AV制作会社関係者)

先の湯本氏も、さらなる興奮ポイントについて、こう話す。

「挿入していること自体は問題ではなく、挿入時の手と手の絡み合いにリビドーを感じますね。挿入シーンを見ていて興奮するパーツは、脚とお尻。女優さんの頰や体全体が上気しているのもタマりません。それと、女性がアエギ声を我慢している姿にも興奮します。周囲でも多くの女性がAVを日常的に見るようになっており、今後さらに女性に浸透していくのではないでしょうか」

実践的な活用法として「オンナを欲情させるためのヒント」を得るべく、むしろオトコこそが見るべきなのかもしれない。