40代風俗嬢が収入・動機・ホンネをぶっちゃける!vol.1「約30万人の半数は副業組」 ツイート 2017/04/18 収入、出勤日数、そして風俗を始めた理由とは─日本の風俗嬢の実態をまとめた報告書「夜の世界白書」でまず目につくのは世代間の収入格差だ。データによれば、43歳を過ぎると月収がガタ落ちするという。「させ頃」から「し頃」にさしかかった熟女風俗嬢たちの「赤裸々な実情」に迫った。 1カ月の実働日数は11.8日。1日の収入は3万6525円で月収にすると43万995円─。風俗店に勤める377人の回答によって、風俗嬢の働きぶりや収入、業界入りの動機などが浮き彫りになった。 日本初となる報告書「夜の世界白書」をまとめた一般社団法人「Grow As People」(以下「GAP」)代表理事の角間惇一郎氏が語る。 「現在、日本国内では約30万人の女性が風俗の仕事に関わっていると言われていますが、およそ半数は主婦や学生の〝副業組〟と見ています。彼女たちは『風俗の仕事を誰にも知られたくない』という思いもあって、仕事の悩みや問題点をなかなか打ち明けられずにいるのが現状です。そうした声なき声をきちんと数値化すれば、政府や行政機関にも本当の姿が伝えられると思い、『白書』の作成を企画しました」 2010年の設立以来、地道に風俗嬢のトラブル処理やカウンセリングを行ってきた同団体だからこそ収集できた、貴重なデータと言っていいだろう。 この「白書」で目を引くのは、年代別の平均月収だ。18〜22歳は81万9200円。その額は年を重ねるにつれて減少し、43歳以上では18万2000円と4分の1以下にまで落ち込んでいる。実働日数でも、1カ月のうち7日しか業務に従事していないという実態が明らかになった。 「もちろん40歳を過ぎても夜の世界で活躍されている方はたくさんいらっしゃいます。しかし『白書』の数字を見てもわかるように、20代と比べて収入が大幅にダウンするのは明らか。これはやはり体力的な問題で、かつては月の半分は出勤できて、通し(オープンからラスト)の勤務も難なくこなせていたのが、しだいにキツくなってくるわけです。30代でバリバリ働いていても、40歳という一つの年齢的な区切りに、危機感を抱く方も少なくありません」(前出・角間氏) くだんの報告書によって、苦境が伝えられる40代の風俗嬢たちの素顔に迫った─。 A子さん(43)がこの業界に飛び込んだのは28歳の時。きっかけは離婚だった。 「大学を卒業してちゃんとした企業に就職をして‥‥と、ずっといい子で生きてきました。離婚という選択をしたことで、初めて自由に生きようって気持ちが生まれたんです」 OLを続けるかたわら、副業として風俗で働いていたが、30歳になったのを機に昼の仕事を辞めた。 「風俗1本にしたことで、1カ月の収入は増えました。当時は風俗で高収入を手にするのがとにかく楽しくて、ヘルスにフル出勤して月150万円ほどは稼いでいました。3、4カ月に一度のペースで、2週間くらいの長期の海外旅行に出かけていました」(A子さん) だが、32歳で再婚すると、自由気ままな働き方を変えざるをえなくなった。 「再婚後は、夫にはフリーで広告の仕事をしているとウソをつき、家事を優先しながらマイペースで働いていました。でも、30代最後の年は頑張ろうと決め、1カ月100万円以上を目標に月20日出勤しました」(A子さん) 前出の「白書」によると、実働日数が最も多い18〜23歳の16日を上回る働きぶりだ。 「ただ、私の場合、風俗は時間的にゆとりのある生活ができるところにメリットを感じています。今は月10〜15日出勤して、月収50〜60万円ペースで働いています」(A子さん) 風俗業界で言われる「40歳の壁」をものともせずに、大手企業の会社員並みに稼ぐ人妻がいるのも一つの現実なのだ。 タグ: 風俗嬢,ホンネ エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [石川県] [宮城県] [韓国] [岡山県] [福島県] [山形県] [茨城県] [東京都] [高知県] [山口県]
収入、出勤日数、そして風俗を始めた理由とは─日本の風俗嬢の実態をまとめた報告書「夜の世界白書」でまず目につくのは世代間の収入格差だ。データによれば、43歳を過ぎると月収がガタ落ちするという。「させ頃」から「し頃」にさしかかった熟女風俗嬢たちの「赤裸々な実情」に迫った。
1カ月の実働日数は11.8日。1日の収入は3万6525円で月収にすると43万995円─。風俗店に勤める377人の回答によって、風俗嬢の働きぶりや収入、業界入りの動機などが浮き彫りになった。
日本初となる報告書「夜の世界白書」をまとめた一般社団法人「Grow As People」(以下「GAP」)代表理事の角間惇一郎氏が語る。
「現在、日本国内では約30万人の女性が風俗の仕事に関わっていると言われていますが、およそ半数は主婦や学生の〝副業組〟と見ています。彼女たちは『風俗の仕事を誰にも知られたくない』という思いもあって、仕事の悩みや問題点をなかなか打ち明けられずにいるのが現状です。そうした声なき声をきちんと数値化すれば、政府や行政機関にも本当の姿が伝えられると思い、『白書』の作成を企画しました」
2010年の設立以来、地道に風俗嬢のトラブル処理やカウンセリングを行ってきた同団体だからこそ収集できた、貴重なデータと言っていいだろう。
この「白書」で目を引くのは、年代別の平均月収だ。18〜22歳は81万9200円。その額は年を重ねるにつれて減少し、43歳以上では18万2000円と4分の1以下にまで落ち込んでいる。実働日数でも、1カ月のうち7日しか業務に従事していないという実態が明らかになった。
「もちろん40歳を過ぎても夜の世界で活躍されている方はたくさんいらっしゃいます。しかし『白書』の数字を見てもわかるように、20代と比べて収入が大幅にダウンするのは明らか。これはやはり体力的な問題で、かつては月の半分は出勤できて、通し(オープンからラスト)の勤務も難なくこなせていたのが、しだいにキツくなってくるわけです。30代でバリバリ働いていても、40歳という一つの年齢的な区切りに、危機感を抱く方も少なくありません」(前出・角間氏)
くだんの報告書によって、苦境が伝えられる40代の風俗嬢たちの素顔に迫った─。
A子さん(43)がこの業界に飛び込んだのは28歳の時。きっかけは離婚だった。
「大学を卒業してちゃんとした企業に就職をして‥‥と、ずっといい子で生きてきました。離婚という選択をしたことで、初めて自由に生きようって気持ちが生まれたんです」
OLを続けるかたわら、副業として風俗で働いていたが、30歳になったのを機に昼の仕事を辞めた。
「風俗1本にしたことで、1カ月の収入は増えました。当時は風俗で高収入を手にするのがとにかく楽しくて、ヘルスにフル出勤して月150万円ほどは稼いでいました。3、4カ月に一度のペースで、2週間くらいの長期の海外旅行に出かけていました」(A子さん)
だが、32歳で再婚すると、自由気ままな働き方を変えざるをえなくなった。
「再婚後は、夫にはフリーで広告の仕事をしているとウソをつき、家事を優先しながらマイペースで働いていました。でも、30代最後の年は頑張ろうと決め、1カ月100万円以上を目標に月20日出勤しました」(A子さん)
前出の「白書」によると、実働日数が最も多い18〜23歳の16日を上回る働きぶりだ。
「ただ、私の場合、風俗は時間的にゆとりのある生活ができるところにメリットを感じています。今は月10〜15日出勤して、月収50〜60万円ペースで働いています」(A子さん)
風俗業界で言われる「40歳の壁」をものともせずに、大手企業の会社員並みに稼ぐ人妻がいるのも一つの現実なのだ。