40代風俗嬢が収入・動機・ホンネをぶっちゃける!vol.3「娘2人を大学に通わせて…」 ツイート 2017/04/20 収入、出勤日数、そして風俗を始めた理由とは─日本の風俗嬢の実態をまとめた報告書「夜の世界白書」でまず目につくのは世代間の収入格差だ。データによれば、43歳を過ぎると月収がガタ落ちするという。「させ頃」から「し頃」にさしかかった熟女風俗嬢たちの「赤裸々な実情」に迫った。 最後のC江さん(46)は2人の子供を育てるシングルマザー。32歳で離婚してからは、しばらくスナック勤めで生計を立てていたが、昼間も働ける風俗に転職した。身長は160センチ台と大柄で、目鼻だちがハッキリしたアネゴ肌だ。 現在は、都内のデリヘルに週5〜6日出勤して、1日約7時間の待機時間中に3、4人の客がつくという。 「子供は今、大学生と高校生。あと1年したら次女が大学生になるので、来年度はさらにきつくなりますね。ただ、長女があと2年で大学を卒業して社会人になれば少しは楽になると思って‥‥。それを励みに何とかふんばっています」(C江さん) 2人の教育費は合わせて年間300万円以上。しかし、「母子家庭だから進路を諦めさせることはしたくない」と、彼女は力強く語る。 「離婚したのは子供が小学生の時。その時は、1カ月30〜40万円も稼げば、十分、貯金もできました。でも、今はとにかく学費がかかるので、月70〜80万円は稼ぎたいですね」 家賃8万5000円のマンションに暮らし、生活費は月30万円に抑えている。残りは教育費と貯金。元夫からの援助は一切ない。それでも、老後の生活資金をコツコツとためてきたという。 「教育費の心配がなくなったら熱海かどこかに引っ越して、時々東京に出稼ぎに来て月20万円くらい稼げれば理想かな。ただ、いつまで働けるのかっていう不安はあるよね」(C江さん) 熟女風俗というジャンルが確立された今、50代以上になっても、生活に困らないだけの額は稼げるかもしれない。しかし、それは健康な体があってこそだ。 「特に怖いのは性病でしょう。本番をしなくても、感染する病気はたくさんありますから。中でも性器や口内に発疹ができるコンジローマという性感染症は完治するまでに1年かかることもあり、キャストにとってはまさに死活問題です」(前出・風俗店オーナー) 一部の例外を除き、風俗嬢は店と雇用契約を結んでおらず、いわば全員が個人事業主だ。福利厚生の充実した職に就きたいと願う女性は少なくない。 前出の「GAP」には、これまで延べ5000人以上が相談に訪れている。「白書」によると、最も多い相談理由が「将来へのもやもや」で、同団体のセカンドキャリア支援活動によって、12年度以降、37人が「昼の仕事」に再就職を果たした。 「最も気がかりなのは風俗嬢の孤立。〝仕事バレ〟の恐怖心から、外の世界に気の許せる友人や相談相手を作ることができないでいる女性は多い。再就職という形にこだわらず、地域のボランティアや資格取得に向けた勉強でも何でもいいんです。風俗の仕事をすることによってたくさんできる〝空き時間〟をいかに有効活用していくか。社会との関わりを持たせるために、寄り添いながらサポートを続けていきたいですね」(前出・角間氏) 夜の世界には百人百様のドラマがあった─。 タグ: 風俗嬢,ホンネ エリア選択 北海道 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 茨城 栃木 群馬 埼玉 千葉 東京 神奈川 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 三重 滋賀 京都 大阪 兵庫 奈良 和歌山 鳥取 島根 岡山 広島 山口 徳島 香川 愛媛 高知 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄 韓国 [東京都] [愛媛県] [静岡県] [徳島県] [茨城県] [岩手県] [三重県] [茨城県] [愛媛県] [岐阜県]
収入、出勤日数、そして風俗を始めた理由とは─日本の風俗嬢の実態をまとめた報告書「夜の世界白書」でまず目につくのは世代間の収入格差だ。データによれば、43歳を過ぎると月収がガタ落ちするという。「させ頃」から「し頃」にさしかかった熟女風俗嬢たちの「赤裸々な実情」に迫った。
最後のC江さん(46)は2人の子供を育てるシングルマザー。32歳で離婚してからは、しばらくスナック勤めで生計を立てていたが、昼間も働ける風俗に転職した。身長は160センチ台と大柄で、目鼻だちがハッキリしたアネゴ肌だ。
現在は、都内のデリヘルに週5〜6日出勤して、1日約7時間の待機時間中に3、4人の客がつくという。
「子供は今、大学生と高校生。あと1年したら次女が大学生になるので、来年度はさらにきつくなりますね。ただ、長女があと2年で大学を卒業して社会人になれば少しは楽になると思って‥‥。それを励みに何とかふんばっています」(C江さん)
2人の教育費は合わせて年間300万円以上。しかし、「母子家庭だから進路を諦めさせることはしたくない」と、彼女は力強く語る。
「離婚したのは子供が小学生の時。その時は、1カ月30〜40万円も稼げば、十分、貯金もできました。でも、今はとにかく学費がかかるので、月70〜80万円は稼ぎたいですね」
家賃8万5000円のマンションに暮らし、生活費は月30万円に抑えている。残りは教育費と貯金。元夫からの援助は一切ない。それでも、老後の生活資金をコツコツとためてきたという。
「教育費の心配がなくなったら熱海かどこかに引っ越して、時々東京に出稼ぎに来て月20万円くらい稼げれば理想かな。ただ、いつまで働けるのかっていう不安はあるよね」(C江さん)
熟女風俗というジャンルが確立された今、50代以上になっても、生活に困らないだけの額は稼げるかもしれない。しかし、それは健康な体があってこそだ。
「特に怖いのは性病でしょう。本番をしなくても、感染する病気はたくさんありますから。中でも性器や口内に発疹ができるコンジローマという性感染症は完治するまでに1年かかることもあり、キャストにとってはまさに死活問題です」(前出・風俗店オーナー)
一部の例外を除き、風俗嬢は店と雇用契約を結んでおらず、いわば全員が個人事業主だ。福利厚生の充実した職に就きたいと願う女性は少なくない。
前出の「GAP」には、これまで延べ5000人以上が相談に訪れている。「白書」によると、最も多い相談理由が「将来へのもやもや」で、同団体のセカンドキャリア支援活動によって、12年度以降、37人が「昼の仕事」に再就職を果たした。
「最も気がかりなのは風俗嬢の孤立。〝仕事バレ〟の恐怖心から、外の世界に気の許せる友人や相談相手を作ることができないでいる女性は多い。再就職という形にこだわらず、地域のボランティアや資格取得に向けた勉強でも何でもいいんです。風俗の仕事をすることによってたくさんできる〝空き時間〟をいかに有効活用していくか。社会との関わりを持たせるために、寄り添いながらサポートを続けていきたいですね」(前出・角間氏)
夜の世界には百人百様のドラマがあった─。