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今週から3回東京と3回阪神がスタート。この開催からクラスが再編され、4歳馬の一部が下のクラスに降級します。通常の式別はもちろん、WIN5も「降級した4歳馬」の扱いがポイントになる時期です。
昨年の3回東京と3回阪神について、3歳以上の平地競走における優勝馬の年齢を集計してみると、3歳が23勝、4歳が54勝、5歳以上が18勝。およそ6割弱のレースで4歳馬が勝っていました。
特に4歳馬のシェアが高かったのは、21レース中16レース(8割弱)を制した1000万下。ちなみに、500万下だと3歳のシェアが、準オープン以上のクラスだと5歳以上のシェアがもう少し高くなります。こうした構図も踏まえて買い目を作るべきでしょう。
6月4日のWIN5は安田記念。11年以降に好走したのは、前年以降のJRA重賞で連対経験があった馬ばかりです。しばらく好走例がとだえている香港勢、そして重賞初挑戦のグレーターロンドンあたりは、過信禁物と見ておいたほうがいいかもしれません。
なお、前走が国内か香港のレースだった馬に限ると、前走の馬体重が490キロ未満だった馬は11年以降〈0 0 1 35〉。馬格がある馬を重視すべきだと思います。
さらにJRA、かつ1600メートル、かつ牝馬限定を除くGⅠで3着以内となった経験があった馬を除くと、前走の着順が4着以下だった馬は11年以降〈0 0 0 22〉と苦戦していました。
7歳以上の馬が11年以降〈0 0 1 15〉である点も加味すると、強調できるのはヤングマンパワーとロジチャリスくらい。あとは前走が小差の4着だったブラックスピネルも高く評価すべきでしょう。いずれにしろ、今年は波乱の決着が期待できそうです。
◆プロフィール 伊吹雅也(いぶき・まさや)「JRAホームページ」「グリーンチャンネル」ほか、さまざまなメディアに活躍の場を広げている新進気鋭の競馬評論家。新刊「コース別 本当に儲かる血統大全2017−2018」(ガイドワークス)が好評発売中。