[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「「宝塚記念」の穴はディープ牝馬!」

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「「宝塚記念」の穴はディープ牝馬!」

2017/06/22

[亀谷敬正の競馬予想ブログ]亀谷敬正の一攫千金穴馬ドリル「「宝塚記念」の穴はディープ牝馬!」

たぶん今年は、さすがにいろんなメディアで書かれるでしょうが(僕も昨年JRAで配信されたスペシャル動画で言いましたが)、宝塚記念はディープインパクト産駒の牝馬が穴を連発するレースです。

昨年もディープ牝馬のマリアライトがキタサンブラック、ドゥラメンテを破り、単勝2510円で優勝。一昨年もディープ牝馬のデニムアンドルビーが10人気で2着。同じくディープ牝馬のショウナンパンドラが11人気で3着。3年前の宝塚記念も8人気のヴィルシーナが3着しました。

宝塚記念は、タフで馬力が要求されるレース。馬場適性は、キレが身上のディープ牝馬に合わない気もするのですが、結果的には毎年人気薄が穴を出します。その理由は「ディープインパクト産駒は牝馬のほうが結果を出している」ことに加え、「宝塚記念は、隙間GⅠで牡馬が全力で走らない、走れない」状況も影響しているのではないでしょうか?

これも数年前から指摘していますが、ディープインパクト産駒は、古馬混合の芝2000メートル以上のGⅠは牝馬のほうが結果を出しています。

古馬&牡馬混合の芝2000メートル以上GⅠを勝利したディープインパクト産駒は5頭。このうち、牡馬はスピルバーグとサトノダイヤモンドの2頭。GⅠ勝利数だけで言えば、ディープ産駒の最高傑作はジェンティルドンナとなり、やはり牝馬です。

古馬で勝ったのはスピルバーグのみ。ディープインパクト産駒は、肉の硬い牡馬より、肉の柔らかい牝馬に好結果が出る傾向にある種馬なのかもしれません。

また、ディープインパクト産駒はハイパフォーマンスを発揮したあとに反動の出やすい種馬でもあります。昨年のダービーは1〜3着がディープインパクト産駒。「ハイレベルダービー」とも言われましたが、結果的に上位3頭は、古馬GⅠのタイトルは獲っていません。激走の反動も影響しています。

逆に言えば、疲れがない馬は狙い頃。ミッキークイーンはディープインパクト産駒の「牝馬」です。前走は人気を裏切る大凡走でしたが、だからこそ疲れはない状態。

キタサンブラックは、今年の春はGⅠでハイパフォーマンスを連発しました。「余力」の面では、ミッキークイーンのほうが優位ではあります。


◆プロフィール 亀谷敬正(かめたに・たかまさ)専門誌などでカリスマ的人気の若手血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。コンビニのコピー機でも予想を配信(Eプリント 亀谷で検索)。