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[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「マルセリーナが意地の激走」 | アサ芸風俗

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「マルセリーナが意地の激走」

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「マルセリーナが意地の激走」

2013/06/06

[片山良三の競馬予想ブログ]武豊番、片山良三の栗東ナマ情報「マルセリーナが意地の激走」

 キズナが新しい時代のヒーローとして迎えられたその翌週、将来の繁殖牝馬としても期待されていたジョワドヴィーヴルが調教中の事故で天に召された。

 レースで結果を出さなければ、その血を後世に伝える側には回れないのが競馬の世界の厳しさ。いい成績をあげるためにはまず調教で鍛えなければならないし、危険が潜在している実戦でもみずからのセンスでそれを切り抜け、生き残っていくしかない。

 人間の都合で走らされている馬はかわいそう、というご意見に対してはごもっともとうなずくしかない。しかし、もの言えぬ馬が人間からリスペクトされる存在にまで昇華できるというのは、背景に淘汰があるからこそとも言えるのではないか。

 もっとも「サラブレッドは経済動物」と割り切りすぎると、ジョワドヴィーヴルの安楽死を「もったいない」としか思えなくなってしまう。それは分別がある人間としては恥ずべきことだろう。

 ジョワドヴィーヴルのような事故が起きると、それが有名馬でも無名馬でも、ほとんどの厩舎関係者は無言で目を伏せて、収容作業を決して見ようとはしない。「担当馬が亡くなるのはどうしようもなくつらく、悲しい。あの子と出会えた幸せに感謝しよう、と思えるまでにはとてつもなく長い時間がかかるものなんです」という言葉を聞けば、競馬は産業ではあるけど、ちゃんと血が通った人たちに支えられていることがわかってもらえると思う。

 さて、マーメイドS。ここに出てくる馬たちはみんな繁殖牝馬としても嘱望されているわけで、原稿の趣旨としては「みんな、頑張れ!」。

 しかし、馬券を当てないことには私の存在価値が怪しくなるわけで、ここはGI馬マルセリーナに意地の激走を期待。ハンデは有利ではないが、強敵相手に着順が上がっていない近走にしても、毎回コンマ何秒かの差で差してきているのだから、ここならそろそろ何とかしてくれる。

 アロマティコのヴィクトリアマイルも、最後方から直線だけで10着まで押し上げたのだから、まさに展開ひとつ。引き続き好気配で、ハンデも手頃なはずで、チャンス十分。

 抜け出してから甘くなるピクシープリンセスだが、依然好調で目が離せない。