琥珀うた「AV女優師弟対談」

　国民的アイドル・前○敦子激似AV女優として大ブレイクした琥珀うた（21）。彼女を育て上げたのは所属事務所の女社長で、AV女優でもあるミュウ（35）である。そう、男の世界観と思いがちな師弟関係は、女の世界にも存在したのだ。

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ミュウ　3年前に初めて会った時は、今の黒髪＆ナチュラルメイクからは想像もできないド派手ギャルで。

うた　薄メイクにしろってさんざん言われましたよね。

ミュウ　でも、素材はすごくかわいいし、きっとイイ女優になれると思ったし、いろいろできたらいいなって妄想が膨らんだ。でも、メーカーの面接時に「は？オナニーなんかしたことねーッス!」ってケンカ腰で挑んだ時は、かなり不安になったけど（笑）。

うた　「ガテン系の面接時に『オレ、体力ないです』って言ってるようなもの」と教えられて、初めて「そっか」と思いました（笑）。

ミュウ　そんな子が今じゃ前○敦子でウチの稼ぎ頭です。きっかけは大人数の水泳大会ロケだったよね。

うた　実は人見知りだから緊張してて、ミュウさんの横にピッタリついて、他の子が疲れて座っている時もずっと立ったままで。

ミュウ　逆にそれが目立ったみたいで、プロデューサーさんが「前○敦子に似てない？　とりあえずカメラテストしよう」ってね。

うた　メイクされて制服の衣装を着て撮ったら、「あれ？　イケるんじゃない？」って自分でもビックリ。そこから世界がガラッと変わりました。他のメーカーさんでも制服の衣装の毎日。路上でパッケージ撮影していたら、普通の修学旅行生に写メ攻めにあったこともありましたよ。

ミュウ　忙しかったよね。でも、うたは頑張っていて、熱が39度あってもちゃんと現場に来るし、他のAVを見て研究したり、本当に勉強熱心。「私、訓練して自分の手マンで潮吹けるようになりましたよ!」って報告された時は、感動して涙が出たよ（涙）。

うた　今も泣きそうじゃないですか（笑）。私、本当にミュウさんのことを頼っているんです。今までの人生で人の言うこと聞くなんてなくて、全部自分で勝手に判断してやってきたんです。でもAV女優になって、この業界のことは何もわからないし、最初はとりあえずって感じだったけど、ミュウさんの言うことを聞いていたら仕事も増えてきて、本当に感謝してます。でも、女優同士だからって“肉体指導”はないですよ（笑）。

ミュウ　だって、デビュー作の撮影で「楽しい、帰りたくない!」ってゴネてたくらいだったから、エロの素養はあるんだと思って、そのあたりはノータッチ。しいて言うなら、レズもので共演したのが初カラミだよね。

うた　あの時は、てれちゃいましたねぇー（笑）。

ミュウ　本当にやりにくかった!　私、レズものをやる時って「二度と会わないから」と思って気合いでヤッてるんだけど、うたはずっと一緒だから‥‥。

うた　私も恥ずかしくてほとんど覚えてないけど、手マンされて「あっ、数の子天井!」って言われたのは覚えてます（笑）。