[伊吹雅也の競馬予想ブログ]伊吹雅也の２億円馬券研究所「CBC賞は内枠＆先行馬が不振」

　今週から2回福島と3回中京がスタートし、本格的な夏季競馬に突入。先週がそうだったように、この時期はWIN5対象レースの出走頭数が極端に少なくなることもあります。出走頭数が少ない回は総組み合わせ数も少なくなり、当てやすくなる分だけ、高額配当が飛び出す確率は低くなるもの。購入点数を適宜増減させて対応しましょう。

　WIN【4】はCBC賞。中京競馬場がリニューアルオープンした昨年からサマースプリントシリーズに組み込まれ、施行時期も少し動きました。昨年の2回中京芝1200メートルは、3歳以上のレースに限ると4角を3番手以内で通過した馬が〈1-0-0-12〉。別表の傾向も考慮すると、先行馬や内めの枠に入った馬の評価を下げたいところです。

　ただし、昨年のCBC賞を制したのは4角を2番手で通過したマジンプロスパー。枠番別の傾向も昨年と同様になるとは限りませんし、そもそもこのレースはハンデキャップ競走ですから手広く押さえておくに越したことはないでしょう。いちおうの中心はツルマルレオン。休養明けは問題ないタイプですし、ゴール前の直線に急坂があるコースも合っていると思います。

　WIN【5】のラジオNIKKEI賞は3歳限定のハンデキャップ競走。単勝1番人気馬が06年以降〈0-1-2-4〉と苦戦しているように、こちらもできれば手を広げたいレースです。別表で指摘したような傾向もありますから、オープンクラスで好走経験があるような馬は思い切って評価を下げるべきかもしれません。

　注目はカフェリュウジン、シンネン、バロンドゥフォールあたり。08年以降の優勝馬はいずれもサンデーサイレンス系種牡馬の産駒でしたし、3頭ともゴール前の直線が短いコースは合っていると思います。