疾風!ボートレース「2連対率57.9% 平本真之が人気勢一蹴」

疾風!ボートレース「2連対率57.9% 平本真之が人気勢一蹴」

2013/06/27

疾風!ボートレース「2連対率57.9% 平本真之が人気勢一蹴」

 6月25日(火)~30日(日)の「第23回グラチャン」は常滑で行われるが、実は今回の出場メンバーには常滑が不慣れな選手が多く、松井繁、服部幸男、濱野谷憲吾、さらに瓜生正義、白井英治ら19人の選手が過去3年間にこの水面を20走以下しかしていない。総勢52人の36.5%が2節程度しか走っていないのである。

 だが、地元期待の平本真之は過去3年間に計726走して、そのうちなんと145走が常滑だった。約20.0%。5走に1度はこの水面を走り、獲った1着が51本、2着33本。2連対率57.9%、勝率7.26の航跡を残してきた。

 そして今も鮮やかに思い出すのは、昨年2月の常滑周年である。あの時、平本は2月23日第12R、北西5メートルの向かい風をついて4コースから赤岩善生、吉田俊彦らをまくり差した。

 断然人気の赤岩が2着を追走、山崎智也が3着に入って3連単6070円をつけたが、2月26日第6R、今度は大外6コースからコンマ06の全速スタート一発、インの原田幸哉を5着に沈めて3連単3万590円の主役に躍り出た。

 145走して1着51本の実績は軽視できない。常滑での平均スタートはコンマ15。ここは水面のアドバンテージを生かして高配当を連打するだろう。

 なお、平本の次走は7月4日~9日の「大村MB誕生祭」となっている。

◆ボートレース評論家・水上 周